記憶というのはだいたい色々な補正がかかっている。 幼児期以前のものは特にそうだ。 物の大きさの印象は特にまったく当てにならない。 いいんじゃない。
最近カクヨムで演出上の都合で一番多くのヒトを殺した物語を描いているのかなと気付きました。 制御された獣性ってやつをどこまで乗りこなせているか気になるところです…
赤ちゃんなりに母親の様子を察してたり、本当に昔から繋がりのある地域の知り合いの人だったりと、子ども視点での世界の温かさを感じます。真相がわかった後も何故かファンタジックに感じる不思議な読後感。
かつて、人は誰しもが赤ん坊だった。その時の記憶を、果たして我々はどこまで保持できるのだろう。この物語の主人公は、赤ちゃんだ。だから回る円盤を見ても、あれが何か聞くことはできない。ただ、「あー」とい…続きを読む
最後の落とし方が綺麗だと思いました。また、全体的に詩的雰囲気ある文体も好きです。
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