シナリオハンドアウト

■ハンドアウト

●PC①用ハンドアウト

ロイス:クリス

推奨感情 P:庇護 N:不安

 ごく普通の高校生だったキミは、ある雨の日、クリスと名乗る謎の少女と出会う。

 クリスはキミの日常や周囲の人々に強い興味を持っていた。

 彼女は生まれてからずっと研究施設にいたため、外の世界を知らないらしい。

 そんなクリスと行動をともにしていたキミに突然、ファルスハーツと名乗る一団が襲いかかる。

 恐るべき力を持つ敵が、キミの大切なものを奪い去ろうとしていた。

「私はあなたに力を与えることができる。

でも、その力を手にしたら、あなたは二度と"普通の日常"に戻ることはできない」

 キミは選択するだろう。

 その胸に、確かな想いを抱えて。


●PC②用ハンドアウト

ロイス:PC1

推奨感情 P:憧憬 N:無関心

 キミは、UGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。そんなキミにエージェント相葉辻利からのコンタクトがあった。

 ファルスハーツの研究所から脱走した被検体が、N市のとある学生(PC1)と接触して、現在行動をともにしているらしい。

 UGNでは被験体の回収を計画しているが、まずは情報がほしい。

 キミには転校生を装って高校に潜入し、被検体と一緒にいる学生の監視・保護、およびあらましの調査をしてもらいたい。

 ――それが、今回の任務だ。


●PC③用ハンドアウト

ロイス:相葉辻利(あいば・つじり)

推奨感情 P:信頼 N:不安

 キミはUGN・N市支部の支部長、またはエージェントを努めている。

 N市に、ジャガーノートと呼ばれるファルスハーツの研究所がある。

 最近その近隣で、一般人がジャーム化する事件が多発、また強力なレネゲイド反応も感知されていた。

 キミはジャガーノートで行われている研究についての調査を開始した。

 もしその研究が危険なものであったなら、早急に阻止する必要がある。

 ファルスハーツの魔の手から、この街の平和な日常を守ること。

 それが、キミの仕事だ。


●PC④用ハンドアウト

ロイス:志波光司(しば・こうじ)

推奨感情 P:懐旧 N:敵愾心

 キミはUGNのエージェント、または協力者イリーガルである。

 今回のターゲット――FH研究員の志波光司。キミは、その名前に覚えがあった。

 かつてレネゲイド研究の第一人者としてUGN内部で高い評価を受けていたが、ある日突然、その研究資料を持ち出してファルスハーツへと離反した男だ。

 キミとも浅からぬ因縁のあるの研究者、オーヴァードとしても非常に強い力を持つという。

 相手にとって不足はないだろう。

 あの男に引導を渡すため、キミは捜査を開始する。

 


■NPC紹介

●クリス

「あなたは、だれ? そう……私は、クリス」

夢や目標:自由になること

覚醒:解放 衝動:自傷

 ライトブルーの髪と色素の薄い肌、不思議な雰囲気の少女。

 雨の日、落雷と同時にPC1の前に(全裸で)現れた。

 彼女は、ファルスハーツの研究所から逃げ出してきたらしい。

 一見感情は希薄だが、PC1の日常や、人の心(=ロイス)に強い興味を持ち、積極的に人やモノと関わろうとする。


●"光学兵器<ラスターカノン>" 志波光司

「オーヴァードは進化するべきだ。そうは思わないかね?」

夢や目標:???

覚醒:素体 衝動:加虐

 UGNを離反してファルスハーツへと移籍した、レネゲイド研究の第一人者。

 オーヴァードとしても強力な力を持つ優秀なエージェントだが、UGNにいたころから危険な思想や発言も見受けられた。


●"影からの閃刃<シャドウエッジ>"相葉辻利

「これ以上ファルスハーツの、好き勝手にさせるわけには行きません!」

夢や目標:日常を守る

覚醒:犠牲 衝動:嫌悪

 PCに支部長がいる場合、UGNエージェント。そうでない場合、UGN支部長。

 冷静で合理的な考え方をする男。日常や秩序を守るために、時には非常な決断もする。

 PCに事件の依頼、およびサポートをする。

 シンドロームはハヌマーン、そして新種であるウロボロスを持つ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る