カクヨム作者への10の質問

ピクルズジンジャー

答えてみました。

 2018年11月現在、どうにもこうにも連載小説がうまく書き進められない日々が続いております。

 煮詰まりがちな状態からの気分転換をはかるために、自主企画に参加させていただいた次第です。

 ほかのエッセイでしつこいほど自分のことは語っておりますので被るものもございますが、初めてこちらにお越しいただいた方にも読みやすい簡易のプロフィール帳となるものになるよう心がけてみました。


 それではご覧ください。



・ペンネームとその由来を教えてください。


 ピクルズジンジャーと申します。

 由来はビアトリクス・ポターの好きな絵本にちなんでおります。


 読み易く、覚え易く、ガーリーな要素がありつつもフェミニンではなく適度にスパイシーな名前を基準にペンネームを考えていたもののいい案が浮かばず、とりあえず仮のつもりで好きな絵本のタイトルから拝借したこの名前を使い続けて今に至ります。



・代表作あるいは最新作を教えてください。


『嘘松アーニャの夢色異世界』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883760270


 これが代表作になるかと思います。度を越した虚言癖の女の子を巡る二万字ほどのすこしふしぎな話です。

 ありがたいことに私にしては沢山の星やレビューを頂戴する作品で、「日帰りファンタジーコンテスト」の際にピックアップしていただいたきました、嬉しかった……。


 2017年の風俗準拠の物語なので、今読むとちょっと懐かしい面も出てきてますね。


 現在二本連載しております。


『ハーレムリポート フロム ゴシップガール』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315


 特殊な怪物に襲われる近未来の地球、その怪物を唯一倒せることができる能力をもった少女たちの養成機関である学園に唯一の男子生徒がやってきてそこから起きるよくある感じのラブコメ模様を学園のモブ女子生徒たちがゴシップの形として外部に報告していた。──……という趣向の、基本的に変な女子しか出てこない変な学園小説です。


『人豚小戚、厠生活をやめアイドルを目指す。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975228


 先の小説の登場人物を主人公にしたスピンオフになります。

 過酷な生い立ちに負けず逞しく生きてきた美少女が、運命の相手に出会って根性の悪いアイドルになるまでの話です。


 どちらも作者の趣味が炸裂してる上に文字が異常に多いという、独りよがりもいいかげんにせいというような作品です。

 この作品で好き放題やってるためにスランプに陥るという自業自得な目に遭ってるわけですが、ちゃんと完結はさせます(私にとってはどちらも可愛い小説なので……)。


 私の作品の場合、星の多いものから読まれた方が損はしないと思います。



・好きな作家を三人教えてください。


 気分によって変わる時がありますが、2018年11月初旬はこの御三方ですよということで……。


 ケリー・リンク

(初めて読んだ時、小説でこういうことをやっていいんだ! と驚いたので。ああいうのが書けたらなんにもいらない)


 池上永一

(お話にならないような実力の差を顧みず、あそこまで無茶苦茶をやっていいんだ! という目標にしている面がある……。『風車祭』いいですよねえ。ああいうの書けたら(略))


 宮木あや子

(書かれる小説が好みで好みで仕方がないという単純な理由によります。耽美で退廃的な小説もよいのですが、ライトで下品なコメディも好きですね。『雨の塔』『白蝶花』が好き)


 好きな作家さん、影響を受けた作家さんの数が多すぎて三名に絞るのはやっぱり難しいですね……。



・作業環境を教えてください(パソコン?スマホ?まさかの手書き?)


 パソコンがメインでスマホをサブに使っています。

 ちなみにこのエッセイはスマホから入力しています。



・一日で最長何文字書いたことがありますか?


 気にしたことが無いので……。7000文字くらいじゃないでしょうか。



・執筆時のお供は?(飲み物、食べ物、BGMなど)


 コーヒーとちょっとしたおやつなど。

 作品に合っている気がする音楽を聴きながら書いてますね

 


・最初に小説を書いたのはいつ頃ですか?


 ノートに物語らしきものを書き始めたのは中学生くらいからです。ただまともに完結させることができず、自分で自分の書くものが下手すぎて満足することもできず、長い中断を挟みます。


 初めて完結させたのは、昨年カクヨムでの活動を始めるきっかけになったこの作品になります。

『魔法少女サマーキャンプ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883410187


 小説を書く=妄想を書き連ねるだけではなく構成その他きっちり考えた上で執筆しちゃんと完結まで運ぶ、という意味なら「最初に書いた小説」はこちらということになります。



・最近の悩みは?


 先にあげた通り、連載作に手を焼いております……。



・最近面白かった本、漫画、ドラマ、映画はありますか?


 本ですと『リンドグレーンの戦争日記』やグラフィックノベルの『スピン』など。

 漫画は、魔法少女ものを書く勉強をしようと思って読んでみた『魔法少女おまつ』が絵も可愛くて面白かったです。でもあの終わり方は殺生な……。


 非常に有名な『ヘルタースケルター』を今更初めて読んでいたら、連載作とかぶる要素が出てきて「どうしよう、影響受けたって思われる……!」と勝手に焦りながら、その面白さを堪能しました。



・この先の予定とアピールをお願いします。


 とりあえず、まずスピンオフの方から二つの連載作を完結に導いてやりたいです。


 基本的に気をぬくと魔法少女とそれに近いような女の子を書いてしまいがちなのは、そもそもそ魔法少女小説を書きたいという動機からカクヨムで小説を書き始めたからです。

 それに加えて女子と女子がいちゃついたり友情を育んだら反対にはげしく嫌いあったりマウントを取り合ったり、そんな小説しか書かないやつです。男子はたまにしか出てきません。

 綺麗で可愛くて楽しいものも書きますが、セルフレイティングのチェックが三つともがっつり入ってるやつも書いてます。

 なんだか血なまぐさくて薄暗い小説も書いてますが、自認としてはコメディー書きです。血なまぐさくて薄暗い小説も私の中ではコメディーのカウントに入ってます(暗くて陰惨な話をそのまんま暗く陰惨にやってどうする? と思いますので)。


 魔法少女をよく書くのは魔法少女ジャンルが幼少期から好きだからですが、好きすぎて「魔法少女は可愛い服着た女の子たちによる可哀想な異能バトルじゃない!」と老害じみた説教をしてしまいそうになる厄介さを抱えもっております。この辺になると我ながら非常にめんどいしキモいです(※なお、可愛い服を着た可哀想な女の子たちによる異能バトルじゃない魔法少女ものをお求めの方に届いてほしい気持ちははここだけの話ちょっとあります……)。


 趣味を優先して、読み手の立場になって考えるということができない独りよがりな作風のやつですが「偶には珍味を所望す」という物好きな方に刺さればよいなあ……という心意気でやっております。


 先にも述べましたが、星やレビューの多いものから目を通していただくと損をすることは比較的少ないと思いますので時間つぶしのお供に選んでいただけますと幸いです。

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