第24話「電波時計」

2003年1月28日


「電波時計」


昨夜少し悪いことをしました。ごめんなさい最初に謝っておきます。もとくんが私を喜ばすために全力でチャットをしている間、私は二股かけていました。誤解されると困るから二股といって男の人とチャットしていではありません。普通に電波時計の設定をしていたのだけです。時計のぴくりとも動かずかなり困っていました。壊れたかなと思って入っていたのは取扱説明書だけで保証書は入っていませんでした。どうしたらいいかわかりません。もとくんのチャットの間は楽しかったけど目覚めたらまた電波時計のことが気になって陰鬱な気分になりました。今日1日陰鬱な気分が続くと思います。


補足説明


 今はシチズンの電波式置き時計でもホームセンターで一般庶民が気軽に買える2000円~3000円です。事実最近買ったから間違いないです。それにかなり使いやすいです。説明書のとおり電波を受信状態にしたら説明には20分待てと書かれていたけど実際は受信状態にして5分後にちょっと見たら正確な時間を刻んでいました。

だけどこの日記を書いた「2003年1月28日」という日付に注目してください。おそらくその電波時計は異様なほど初期に出したものだったと思います。

少し年配でダイエット経験のある方なら知っていると思いますが、体脂肪付き体重計が出た初期には軽く3万円を突破してしていました。一日中頭の中はダイエットしか考えていない方が、一部の金持ちぐらいしか買わなかった思います。

同じく異様なほど初期に出た電波時計の値段のものもどれぐらいか想像できると思います。更に初期のものは性能的にかなり弱いです。いろいろ品物を作っている企業側も馬鹿じゃありません。買った人のクレームや要望を参考にして、少しずつ改良を重ねて消費者に使い易くて丈夫な品物にします。消費者がクレームもほとんどなく満足できる品物を買ってくれるために企業努力をしています。最終的には消費者が品物を買い企業が儲けることにつながります。


電波時計は、値段は高いし捨てずに捨てられず、更に使いづらくて苦労いました。補足説明で私が一日中陰鬱な気分になったのを共感してくれる人が一人でもいてくれたら嬉しいです。


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十億年のうたたね(日常編2003年前半) 田中貴美 @dorudoru66

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