自主企画『明日の黒板』の参加作品です。名前に季節が入っていれば、当然その季節に産まれたのだろう、と思うわけです。春子なら、春生まれ。夏男なら、夏生まれ。しかし、彼は違うのです。彼は春に産まれた夏男君なのです。春子ちゃんのことが大好きで大好きで大好きな夏男君なのです。空回りしながらも一途に彼女を想い、振られても振られても告白し続け、そして――、こんなハッピーエンドの形があるのか、という素敵なエンディングが待っています。竹神さんの書くキャラクターは、ほんっっと癖になります!!
暑苦しい奴は嫌われる?いやいや、それは間違ってる。暑苦しい奴がいるから、世の中は回る。冷めた奴より遥かにいい。そんな暑苦しい奴に愛の告白をされたら……やっぱり「ごめんなさい」(笑
夏男のアツさがヤバイ。夏をも超えたそのアツさ。みんなも夏男に焼かれるがいいさ。
【諸注意】この話の斬れ味は一級品です。読まれる際は、隅から隅までよく読んで、正しく楽しく斬られて下さい。斬鉄○もびっくりの鋭さを有する本作品。見事に斬られたあかつきには、不思議な読了感を味わえること間違いなしです。騙されたと思って覗いて見てください。いやほんとマジで、キレっキレです。
このキレ味のよさ。爽快感がたまらない青春ストーリー。友情・恋愛のアツいコラボが読者のハートをドキュン!ぱんぱかぱーん。おめでとう。貴方も恋に落ちました。
特筆すべきは作者様の笑いのセンス。全編に漂うユーモラスな雰囲気は、書こうと思って書けるものではないでしょう。でもそれだけではないのです。ここから先は、ぜひ読んでみて!
明日もキミが好き。私もそう思う。
全力で振り切ってる夏男くんが他の追随を許さないのじゃないでしょうか!? この路線ではもうオンリーワンかと思っちゃう。 引き続き猛者が現れるのを願います。 おさるの夏男くんにもきっと春が訪れるよ……