彼はなぜ『夏男』なのか。

自主企画『明日の黒板』の参加作品です。

名前に季節が入っていれば、当然その季節に産まれたのだろう、と思うわけです。

春子なら、春生まれ。
夏男なら、夏生まれ。

しかし、彼は違うのです。
彼は春に産まれた夏男君なのです。
春子ちゃんのことが大好きで大好きで大好きな夏男君なのです。

空回りしながらも一途に彼女を想い、振られても振られても告白し続け、そして――、

こんなハッピーエンドの形があるのか、という素敵なエンディングが待っています。

竹神さんの書くキャラクターは、ほんっっと癖になります!!

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