すれ違った思いは炎にのまれて。

江戸の町に火の手が上がる。その火事の裏には、熱く切ない四人の男女の想いがあった……
誰かを強く想う気持ちも、すれ違ってしまったらこんなにも切ないものなのだと痛感させられました。しかし、その描き方が素晴らしい。最初から最後まで、心に焼き付くようなつよい愛憎に満ちたお話でした。

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