概要
友情か、贖罪か。あるいは正義か偽善か。答えが見えない。
友人の結婚相手が突然姿を消した。自らの意志による失踪か、事故か事件に巻き込まれたのか?
まもなく、何者かの手によって拉致されたことが判明する。犯人の正体は、その目的は?
助けを求められ、救出に乗り出した三人の刑事たちに与えられた時間は五日間。
そのあいだにも、大阪の刑事たちには‟本業”の事件での苦悩や葛藤が待ち受ける。
果たして彼らは友の伴侶を無事救い出すことができるのか?
大阪を舞台にした恋愛×青春×警察小説の第四弾。
まもなく、何者かの手によって拉致されたことが判明する。犯人の正体は、その目的は?
助けを求められ、救出に乗り出した三人の刑事たちに与えられた時間は五日間。
そのあいだにも、大阪の刑事たちには‟本業”の事件での苦悩や葛藤が待ち受ける。
果たして彼らは友の伴侶を無事救い出すことができるのか?
大阪を舞台にした恋愛×青春×警察小説の第四弾。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!二つの事件に奔走する、刑事たちの群像長編。
作者さまの書かれているシリーズ最新作。
メインとなる二人の刑事は、不器用で童顔の鍋島さん、屈折イケメンの芹沢さん。
彼らの他に、恋人や友達、部下や上司などが登場しますが、皆それぞれに個性と魅力の溢れる人たちばかりで、ちょっとしたセリフや地の文で書かれる独白などから、読み手の中にすっとその人物像が立ち現れます。
今回は同時に二つの事件が起こり、その間で彼らが奔走することになるのですが、解決までの道のりが彼らの足で地道に行われていく様子をじっくりと読むことができます。
そこに絡まるのは、人が人に向ける感情。その真相に迫っていく中で描かれる登場人物たちの心情はとてもリアルで、物語の結末に示され…続きを読む