ハイセツ!

作者 鶯ノエル

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★★★ Excellent!!!

中学生のあの頃。トイレに行くのも恥ずかしかったあの頃。ましてそれが大きい方だとしたら、もうそれだけで悩んでしまって、我慢してしまって、そして余計にお腹が痛くなって……。
多感な時期だからこその悩みを、これまた思春期には必要不可欠な恋愛とうまく絡ませて描いた作品。

彼女の「運」命はいかに……っ!


読後のスッキリ感もぜひ体験してください♪

★★★ Excellent!!!

 まず思い出してみて欲しい。
 大人は忘れがちだが、うんこちんこ、その言葉だけでいつまでも笑っていられた、あの大好きだった時代を。
 あの頃は、臭くて・・・・・・失礼、言葉が足りなかった。青臭くて、馬鹿で、価値観でさえ単純。トイレの個室のように狭い世界で生きていた。
 無限に大が出る可能性にミチミチと満ち溢れて・・・・・・あれ? なんか想像したくなくなってきたゾ?

 まさに、この小説は「可能性『大』」!!!

 さあ、思い出せ! 学校でウンチ? 出来るか、このうんこ野郎! そんなレッテル貼られて明日からどう登校すればいいっ!?

 それが、大好きな先輩への告白をひかえた繊細な乙女となれば、大大ピンチ! 背に腹は代えられぬ彼女に訪れた千載一遇の大大大チャンス!

 最後の一文で、ボットンとカタルシスがハイセツされていくエクスタシーに思わずスッキリ。
 フゥ、ハイセツ!って、カイカンなのよね。

★★★ Excellent!!!

想いを告白するために先輩を屋上へ呼び出したものの、その時彼女に襲いかかる恐怖の悲劇。
自然の摂理であり、けっして恥ずかしいことではないのですが、やはり思春期を迎えると何故か口に出せない行為。今作はリズミカルな文章で、かつ嫌味なく一本のコミカルラブストーリーに仕上げられております。
誰しもが「ああ、そういえば、あの頃は」と苦笑されるのではないでしょうか。
一服の清涼剤としてご覧いただける良作です。