番外編 風邪
※第1部と第2部の間に起きたお話です。
「ん……」
「あー……だいぶ熱いですね、これは」
クレア様のおでこに自分のおでこをくっつけていた私は、頬を赤らめたその表情に後ろ髪を引かれつつ顔を離した。
別にクレア様は恥ずかしがって頬を染めているわけではない。
体温計のような便利なものはないが、それでもはっきりと分かるくらい、クレア様の体は熱かった。
「これくらい……けほけほ……平気ですわ……」
そう。
クレア様は今調子を崩しているのである。
季節は冬。
ここはクレア様と私の寝室である。
気温もめっきり寒くなり、ちょうど風邪が流行る季節だ。
家の中にはリビングに薪式の暖炉があるが、少し離れた寝室は十分に暖かいとは言えない。
クレア様には厚着して貰い、その上からさらに毛布を二重にかぶって貰っている。
それでも寒気がするようで、クレア様は時折体を震わせている。
「ダメですよ。あとで治療院に行きましょう。多分、ただの風邪だと思いますが、もしもということがあります」
「大げさですわよ」
「大げさなんかじゃありません。クレア様にもしものことがあったら、私もメイもアレアもこの先どうやって生きていったらいいか分かりません」
ただの風邪と侮るなかれ。
魔法という便利なものがあるこの世界でも、前世と同じく風邪というものには特効薬がない。
怪我に比べると、病気には魔法が効きづらいという事実もあって、ただの風邪であっても悪化すれば命に関わる。
まあ、月の涙でも持ってくれば話は別なのだろうが。
「クレアおかあさまへいきー?」
「おかおがまっかですわー」
メイとアレアも不安そうである。
いつも凜として気丈な姿を見せているクレア様がこんなに弱った姿を見せているのだ。
私だって不安になるくらいである。
それでも、メイとアレアはクレア様の額の上に水で濡らしたタオルを、乗せては交換するのを交代で繰り返している。
自分たちにも何か出来ることはないか、と申し出てくれたためお願いしたのだ。
クレア様の熱はかなり高く、濡れタオルはすぐにぬるくなってしまうようなのだが、二人は根気よくそれを取り替えることを続けていた。
「大丈夫ですわよ、メイ、アレア。すぐに元気になりますわ」
クレア様は二人を安心させるように笑いかけた。
それでも二人はまだ心配そうな顔をしている。
本当に、早く元気になって欲しい。
「クレア様、食欲はありますか?」
「……正直、あまりありませんわ」
「ですよね。その体温だと、消化も上手く出来ないかもしれませんし」
熱が高すぎると、体内の消化酵素が上手く働かなくなり、食べ物を体内に取り込むことが出来なくなる。
今のクレア様に固形物は少し辛いだろう。
「ちょっとキッチンに行ってきますね。メイ、アレア、クレア様のことお願い」
「うん」
「はいですわー」
頼もしい返事を貰って、私はキッチンに移動した。
「何かいいものあったかなあ……」
氷の魔法と同じ効果がある魔法石を使った簡易氷室……つまりは冷蔵庫を覗きながら、何か妙案はないかと首をひねる。
「野菜がいくつかに果物がちょっとと……牛乳に卵……。ああ、あと砂糖もあるか」
これならあれが作れそうだ。
「ちょっと久しぶりに作るし、そこそこ大変だけど……。クレア様のためだもんね」
私は材料を氷室から取り出して調理にかかった。
まず清潔なボウルに卵黄と砂糖を入れ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせる。
砂糖が溶けた後も混ぜ続けると少しだけ白っぽくなるので、そこまでしっかり混ぜる。
次に鍋に生クリームと牛乳を合わせて、火にかける。
鍋のまわりがふつふつと沸いてきたら、卵黄と砂糖を混ぜ合わせたボウルの中に、泡だて器を動かし混ぜつつ、少しずつ加えていく。
ここでいったん、全体を漉し器で漉す。
液が均等に混ざったら、蓋の出来る金属製の容器に移して粗熱を取ったあと氷室に移す。
二、三時間で容器の周りが固まってくるので取り出し、スプーンを使って全体をかき混ぜる。
その後は三十分おきくらいに、同じように何度もかきまぜる。
これを四回くらい繰り返すと、なめらかな食感になる。
もうお分かりだろう。
私が作ったのはアイスクリームである。
あいにくバニラビーンズもバニラエッセンスもなかったので、本当にシンプルな作り方ではあるが。
野菜と果物はアイスクリームを冷やし固めている間にみじん切りにしてすり鉢で潰し、さらに砂糖を加えて簡易スムージーを作った。
ジューサーやミキサー、ハンドブレンダーがあれば簡単なのだが、そういった文明の利器はないので力業である。
魔道具を応用した調理器具とかも、ブルーメから売り出せないかなあなどとちょっと思った。
コップにスムージーを、小皿にアイスクリームをそれぞれよそってお盆に載せる。
こぼさないように気をつけつつ、私は寝室へと戻った。
「おまちどおさまです、クレア様」
「……わざわざ持ってきてくれたのね。申し訳ありませんわ」
「なに言ってるんですか。さ、ちょっとでもいいので、口をつけてみて下さい」
私はまずスムージーのコップをクレア様に手渡した。
緑色の液体が珍しいのか、メイとアレアが興味深そうに視線を送ってくる。
「レイおかあさま、それはなーに?」
「スムージーっていう野菜ジュースだよ。いろんな野菜と果物のジュース」
「わたくしたちものみたいですわー」
「メイとアレアの分もあるよ。後で一緒に飲もう。でも、今は先にクレア様にね?」
「「はーい」」
本当にこの子たちは聞き分けがいいなあ。
「それじゃあ頂きますわ」
クレア様がコップをあおってスムージーを飲んだ。
熱で火照った白い喉がこくりと鳴る。
「あ……美味しいですわ」
「よかったです。それだけ熱が出ていたら相当汗をかいたでしょうから、まずは水分をと思ったんです」
スムージーなら同時に各種のビタミンも取れて一石二鳥である。
「これは……レモンを絞ってありますわね。あと、ほんのり何か香辛料の香りもしますわ」
「しょうがを少し加えてあります。身体を温める効果がありますから」
利かせ過ぎると嫌みになるしょうがだが、上手に使えばいいアクセントになるのだ。
ジンジャーエールを思い出して貰えばいい。
意外とご存じない方もいるようなのだが、ジンジャーエールのジンジャーとはしょうがのことである。
もっとも、スムージーにする時は量はかなり加減した方がいい。
クレア様はそのままコップ一杯を飲み干してしまった。
よほど喉が渇いていたのだろう。
身体が栄養を欲していたということもあるかもしれない。
「こちらの白いものは?」
「アイスクリームです。いわゆる氷菓子ですね」
「頂いてもよくて?」
「どうぞどうぞ」
容器を渡すと、クレア様はスプーンですくおうとした。
「ん……、力が……」
上手くすくえないようだ。
熱が高いと、筋肉も上手く働かなくなる。
そのため、力が入りにくくなるのだ。
手作りのアイスクリームは、二十一世紀の日本で手に入るものよりも固いし。
「クレア様、貸して下さい」
私は容器をクレア様から受け取って、アイスクリームをひとさじすくった。
「はい、あーん?」
「……今は恥ずかしがっている場合ではありませんものね」
と言いつつも、メイとアレアの方を気にしながら、それでもクレア様は口を開けてくれた。
「あーん……あむ……。あ、美味しい……」
クレア様の顔がほころんだ。
「ひんやりと冷たくて、甘くて……。身体に染み渡るようですわ……。これは本当に美味しい……」
「熱が高いからでしょうね。あまり食べ過ぎるとおなかを壊しますが、熱風邪の時はこれです」
卵が入っているためタンパク質も少し取れるし、何より消耗するカロリーの補給になる。
前世でも、私が風邪を引くと母が買ってきてくれたものだ。
「もう少し頂けるかしら?」
「ええ、もちろん」
その後、クレア様は二杯目も完食した。
気に入って頂けたようでなによりである。
「これもブルーメで売り出すべきですわ。きっと流行りますわよ」
「そうでしょうか?」
「風邪の特効薬とでも謳えば、飛ぶように売れると思いますわ」
「それは看板に偽りありですし、保存に難がありますね。氷室はどの家庭にもあるわけじゃないですし」
「なら、ブルーメのデザートとして――」
「クレア様」
私はクレア様の言葉を遮った。
「今はそういう難しいことは考えずに、横になって下さい」
「……そうですわね。ごめんなさい」
「お昼になったら治療院に行きましょう。それまで一眠りして下さい」
「ええ、ごちそうさまでしたわ、レイ」
「お粗末様でした。メイ、アレア、おいで。おやつにしよう」
「すむーじー?」
「あいすくりーむ?」
「そうだよ」
「「わーい!」」
私はクレア様が布団に潜ったのを確認してから、二人を連れて寝室を後にした。
◆◇◆◇◆
治療院で見て貰ったところ、やはり風邪ではないか、ということだった。
医者も万能というわけではないが、それでも重篤な病気ではなさそうということで、私はほっと一安心である。
ちなみに学院の方は、今日はお休みにして貰った。
風邪とはいえ、クレア様の症状は少し重い。
この状態のクレア様をメイとアレアに任せるのはさすがに躊躇われたからだ。
今は夕方十四時半を過ぎたところ。
治療院から帰ってきて、クレア様はまたベッドに横になっている。
メイとアレアはお昼寝の時間なので、子ども部屋だ。
私はベッドのそばに椅子を置いて腰掛け、本を読みつつクレア様の濡れタオルを取り替えていた。
「……夢を、見ましたわ」
眠っていると思っていたクレア様が、ふとそんなことを言った。
「どんな夢ですか?」
私は濡れタオルを取り替えつつ、尋ねた。
「昔の夢ですわ。わたくしが小さい頃、風邪を引いて寝込んだことがありましたの」
まだお母様がご存命の頃ですわ、とクレア様は続けた。
「貴族の子どもの世話は基本的に乳母がしますの。でも、わたくしは当時とてもわがままだったから……乳母からは敬遠されていたんですの。自業自得ですわね」
クレア様はぽつり、ぽつりと呟くように言う。
子どもの頃のクレア様は、時期によって性格が異なる。
両親の気を引きたくてわがまま放題をしていた時期。
ミリア様が亡くなった直後の、聞き分けが良すぎた時期。
そして、マナリア様に癒やされて立ち直り、ドル様に溺愛された悪役令嬢の時期。
今クレア様が言っているのは、その一番最初の時期に当たるのだろう。
「いつもどこかよそよそしかった乳母が、その時だけはとても優しくて……。考えてみれば、当然ですわよね。普段、わがまま放題だったわたくしが、風邪でおとなしかったからほっとしていたんでしょう。けれど、それでもわたくしはそれがとても嬉しかったんですのよ」
クレア様の視線はここではなく、遠い昔に注がれている。
彼女の目には、乳母の姿が見えているのだろうか。
「そんな彼女も、ほどなくして出て行きましたわ。わたくしはどうして……もっと……」
碧い瞳が後悔に揺れている。
「ねえ、レイ。あなたはどこにも行かない……? ずっとわたくしのそばにいてくれる……?」
ベッドから見上げてくるクレア様の視線は、驚くほど儚い。
病人は気が弱くなるというが、クレア様もその例に漏れないようだ。
「行くわけないじゃないですか。ずっとお側にいますよ」
「本当……?」
「ええ。クレア様がもう嫌って言っても、ひっつき回って離れませんよ」
「……メイとアレアは、どうかしら……」
「あの子たちもそうですよ。少なくとも、大人になるまでは」
「……」
そこでふと、言葉が途切れた。
私はまたクレア様のタオルを取り替えた。
「レイは……優しいですわね」
「そうでしょうか?」
「優しいですわよ。こんな難儀な性格のわたくしと付き合おうなんていう物好き、世界中を探してもそうそういませんわ」
「あれ? 前に人から好かれるのがデフォだって言ってませんでした?」
「デフォ……?」
「ああ、すみません。それが普通だっていう意味です」
気をつけているつもりでも、未だについつい前世の言葉を喋ってしまう。
「あの時は……まだ分かっていなかったんですわ。わたくしが好かれているのは錯覚だったということが。わたくしに群がる人たちが見ていたのは、わたくしの家柄であってわたくし自身ではありませんでしたもの」
そう言うと、クレア様は自虐的に笑った。
「そんなことないですってば。ロレッタさんやピピさんなんかは、今でもお友だちじゃないですか。結婚式にも来てくれましたし」
「……」
「クレア様が仰るとおり、中にはクレア様の身分や家柄に魅力を感じて近づいた人も多かったでしょうけれど、全員がそうだったわけじゃないですよ。中にはクレア様自身をちゃんと見ていた人だっています」
「……そうかしら」
「ええ、そうです。……っていうかですね、クレア様」
「なんですの?」
私はずっと思っていたことを言うことにした。
「革命からこちら、クレア様はいい人過ぎます。もっとわがまま言って下さいよ。寂しいじゃないですか」
クレア様の本質は古き良き貴族であることはほぼ間違いない。
でも、わがままで尊大な悪役令嬢な部分だって、クレア様の大切な一部だと思うのだ。
そして私は、そんなクレア様をまるごと愛している。
「わたくし、今でも十分すぎるほどわがままですわよ?」
「足りません! もっとガンガン行きましょう! 少なくとも私には!」
もっと困らせられたい。
もっと困らせたい。
難儀な性格というなら、私だって相当難儀な性格だ。
「ふふ……、レイは本当にレイですわね」
「あ、その形容詞、久しぶりに聞きましたね。もっと言って下さい。我々の業界ではご褒美です」
「またよく分からないことを」
「でも愛情は伝わっていると信じています」
「ふふ、違いありませんわ」
クレア様はそう言うと柔らかく笑った。
「あなたと出会えて良かった。本当に、奇跡のような出会いですわ、これは」
「どうしたんですか、クレア様。今日はやけに素直じゃないですか。もっと上から目線で罵って下さってもいいんですよ?」
「おどけないでちょうだいな。本当に、レイには感謝していますのよ。考えてみれば、ずっとお礼も言ったことがありませんでしたし」
「お礼?」
「革命で命を救ってくれたことの、ですわ」
ああ、なんだ、そんなことか。
「そのことならお礼なんていりません。私は私のわがままで、勝手に動いただけですから。善意なんかじゃなくて、純然たる欲望ですよ」
私はただ、クレア様とずっと一緒に生きたかった。
彼女に死んで欲しくなかった。
ただそれだけだ。
完全に私のエゴである。
「そうだとしても、わたくしはあなたにお礼を言いたいですわ。命を救って下さったこともそうですが、わたくしに新しい世界を見せて下さったことに」
「新しい世界、ですか?」
私が問うと、クレア様は頷いて続けた。
「世界は冷たいロジックだけのものではない、とあなたは教えてくれた。金、権力、支配、欲望……そういったものだけではない、温かいものだってある、とレイは教えてくれましたわ」
「……」
「愛なんて幻想だと思っていました。恋愛なんて人間を相手にしたゲームに過ぎないと。でも、違った。あなたと出会って、私の世界は鮮やかに彩りを取り戻しましたわ」
「褒めすぎですよ」
「ふふ、照れてますわね? そんなあなたも好きよ、レイ」
横になったクレア様が微笑みかけてくる。
熱に浮かされたその顔は、どこか艶めかしくも見えて――。
「あの、クレア様」
「なんですの?」
「あんまり煽られると、我慢できなくなります」
「?」
「可愛い過ぎること言わないで下さい。体調を無視してキスしたくなります」
「……ふふ」
だから、その色っぽい顔でそういう顔しないで。
「風邪は他人に移すと治りが早いと言いますわね?」
「都市伝説です。バカなこと言ってないで寝て下さい」
「……して下さらないの?」
「しませんよ。自制心に自信が持てません」
「わたくしはして欲しいですわ」
「わがまま言わないで下さいよ」
「さっきと言っていることが違いますわ」
「そう来ましたか」
ちょっと調子が戻ってきたのかな。
相変わらず頬は赤いけど。
「じゃあ、これで我慢して下さい」
私はクレア様の頬に軽く口づけした。
クレア様がくすぐったそうに目を閉じる。
「よく出来ました。褒めて差し上げますわ」
「私が求めていた方向性はこういうんじゃないんですけどね」
「分かっていますわ。今日のわたくしは、風邪で少し気まぐれを起こしたのだと思いなさいな」
「や、今日みたいなのも可愛いですけれど、出来れば――」
「出来れば?」
「健康な時にお願いします。そしたら存分に可愛がりますので」
「……ふふ」
からかっても、クレア様は笑うだけ。
あー、もう。
調子狂うなあ!
「早く元気になって下さいよクレア様本当に」
「ええ。レイに可愛がって貰わないといけませんものね?」
「割とマジで襲いたくなるので、ホント寝て下さい」
私は白旗を上げた。
椅子から立ち上がる。
「どこへ行くんですの?」
「タオルを濡らす水を取り替えてきます。だいぶ温くなってしまっているので」
「そう……。早く戻ってきてね」
「……ついでに頭も冷やしてきます」
「ふふふ……」
私は逃げるように寝室を後にした。
その後、クレア様は順調に回復し、三日ほどで風邪は治った。
風邪の間のクレア様が可愛いかったことをからかうと、大変楽しい反応をくれた。
でも――。
「いい度胸ですわ。可愛いのはどちらか、はっきりさせようじゃありませんの」
と、覚悟完了したクレア様に思い切り可愛がられた。
思い知った。
私はどうあがいたって、色んな意味でクレア様には勝てっこないのだ。
――――――――
ご無沙汰しております、いのり。です。
久方ぶりの番外編ですが、いかがでしたでしょうか。
お楽しみ頂けていることを願ってやみません。
さて、本日はご報告が一つございます。
本日19:00より新作「平民のくせに生意気な!」を新たに投稿開始させて頂きました。
こちらは本作「私の推しは悪役令嬢。」をクレアの視点から振り返るものです。
といっても、単に同じ物語をそのままクレア視点から書くだけでなく、クレアだけが知っているオリジナルエピソードも多数書かせて頂く予定です。
クレアのレイに対する思いの変化、ピピやロレッタを始めとするクレアの友人関係、彼女が身を置く貴族世界のしがらみ、これまで謎に包まれていたクレアのルームネイトの話など、どれか一つでも気になることがありましたら、きっと楽しんで頂けると存じます。
第1章「わたくしとおかしな平民」は全12話。
本日から毎日1話ずつ6月5日まで更新予定です。
ご覧頂ければ幸いに存じます。
「平民のくせに生意気な!」URL
私の推しは悪役令嬢。 いのり。 @inori_kouta
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