私の推しは悪役令嬢。

作者 いのり。

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★★★ Excellent!!!

自分の気持ちを茶化してしまうもヒロインを一途に思う主人公、そんな同性愛故のいじらしさに、それに絆されつつも貴族として美しく生きるヒロインの純愛イチャラブ百合はコチラ!
更に魅力的なのは、主人公達の周りの人々も、時に友愛、時に親愛、時に恋慕。そんな様々人間模様が魅力的すぎる為、あなたの推しを見つけられる筈!

★★★ Excellent!!!

ある物語に対して、主人公やその味方である人よりもむしろ悪役に心惹かれたという経験はないだろうか。
そして、志半ばに倒れたかの人のあり得たかもしれないもしもを夢見たことはないだろうか。

本作はまさしくそういう作品であり、劇中の乙女ゲーム「Revolution」の『悪役令嬢』クレアと、彼女に心惹かれた転生者の主人公レイのための新たな物語だ。

作者は実際にこの世界を訪れたことがあるのではないか。
そう思うほどに精緻に描かれた「ゲームが実体化した世界」は、まさしくレイにとって現実として現れていることを知るのに十分に描かれている。

考えてみてほしい。
「ゲームが現実になる」ということはそのプロットがいうなれば運命として確かに存在するということだ。それが好ましいものであれば幸福だろう。
だが、そうでなければ。
たとえば、愛する人に対してそれが敵になるのなら。

意外に思われるかもしれないが、悪役という言葉は、必ずしもその人自身が悪徳なる人物であることをさす言葉ではない。
善悪の基準となる主観が先に存在し、たどる道筋が存在し、その中に果たした役割がその人を悪役かどうか決定づける。
筋書きがあってはじめて悪役は成立する。

クレアは「Revolution」の悪役令嬢ではあるが、レイにとっては推しだ。
彼女の視点から魅力的に描かれる愛おしき悪役令嬢は、読み終える頃には私たちにとっても同様に愛おしく見えることだろう。

2月の終わりを以って本編の完結を果たし締めくくられた100を超えるエピソードを今これから読むというのは中々大変かもしれない。
だが、軽妙で読みやすく、それでいて豊かに描かれた文章はその負担をほとんど感じさせないはずだ。

少なくとも、本作のレビューを目にとめたような人間なら、読んで後悔することはないだろう。

★★★ Excellent!!!

最初、自分はこの小説を百合小説だと思ってませんでしたし、あんまり百合には興味がなかったのですが、とても楽しく読ませていただきました。

読後の感想として、まず面白かったです。特に主人公のクレア様への愛の描写。軽々しい狂言のような言い回しでしたが同性愛への自身の気持ちなどがとても読んでて感動でした。

この小説は百合小説ですが、普段百合を読まない方にもおすすめしたいものでした。恋愛小説を読まれる方なら楽しんで読まれると思います。

最後に、作者さん、執筆お疲れ様です。楽しい作品をありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

徹底的に読みやすいように心がけた文章。そしてなによりコミカルなやりとりに埋もれない純愛。おまけにさりげなく挟み込んである社会問題議論。ライトノベルはかくあるべし。

重いシーンは長引くことなく、トーンの切り替えも自然で、重すぎずにレイとクレア樣のじれじれ純愛が楽しめます。最初はコメディーらしかったそれにうっかり泣かされました……。もしかして実話が元になっているとか……なんちゃって。

伏線はあらかじめ伏線だと強調し、読者の頭に叩き込んでから驚きの展開に持っていく。普段キャラクター同士のコミカルな掛け合いはイメージしやすく、かといって肝心な葛藤などは手抜きせずきっちりと裏側を語り出す。ナレーションは安定していて、キャラクターは口調で見分けやすく、文章はすんなりと頭に滑り込んでくる。読んでいるだけで爽快でした。

さりげなく挟み込んである社会問題議論。議論は……ネタバレになりますので割愛します。自分にとってはなるほど!と納得する話だと言っておきましょう。

戦闘シーンは申し分なしの派手さ、繊細さと鮮明さです。戦闘目当ての読者は少ないでしょうからこれも心にしまっておきます。

レビューを見て読もうか読まないか迷っているそこのあなた!読まないと損です!

★★★ Excellent!!!

レイちゃんもクレア様も可愛いよ。
色んなイケメン達がたくさん出てるけど、
とにかく私が推したいポイントは
ストーリーが面白い、
文章の運びが上手い、
読んでいて冗長なところが全く無い、というところです。

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登場人物設定、描写、話の進み方、会話、どれも上手で毎回更新が楽しみです。
軽く読める明るいお話、考えさせられるお話と、トーンのコントロールも素晴らしい。
一話ごとに何にフォーカスされているのか分かりやすくて読みやすいです。


悪役令嬢モノという枠に入ってはいるけれど、その枠の事を忘れて引き込まれます。


読む物を探してカクヨムを徘徊している、設定が読みたい訳じゃなくて、文章を読みたい(少し軽妙に描かれた作品で)という人に
是非、薦めたい。


書籍化おめでとうございます。

面白いものを読みたい時、
ニヤニヤしたい時、
勇気をもらいたい時、
手元に置いて読み返したい、物語。

★★★ Excellent!!!

ヒロイン『レイ』は挫けない!…
…足を踏まれても、教科書を隠されても、水をかけられても…(これ以上酷いことはネタバレなので割愛…)

ヒロイン『レイ』は挫けない!……
だって、悪役令嬢のクレア様が大好きなんだもん!

だから、どんなに意地悪されても(愛されても?)キュンキュンするのは仕方ないのです。

悪役令嬢好きにはたまらない作品です。
数あるなかでも、斬新な設定。
丁寧に作り込まれた人物。
各話ごとにまとまったストーリー。
もちろんイケメン要素もあり。

読み進めるうちに、徐々にクレア様の魅力の虜となること間違いなしです。


そして、今日もクレア様はかわいい。


こちらがおきに召した方は『悪役令嬢はぼっちになりたい。』もぜひ。