第2話 出会いとは必然だ

俺は、目を覚まし周りの様子を見渡した。夢で見た部屋でなく、自分の部屋だった。

「やっぱり夢だよな はぁーよかった………」


「一応やっとくか」

俺はベットをで、窓やドアが閉まっているか確認した後、大声で言った


「ステータスオープン…………」

恥ずかしくなりベットに飛び込んだ


「あるわけないよなー、もう高校生なのに、あほらしいな」

ベットで足をバタバタさせていた

6時半になったので朝ご飯を食べにリビングに向かった。


リビングには、メモとダークマターが置かれていた。

メモには(ごめんね、お母さん仕事で早く出るから鍵よろしくね。ごはんは、メモの隣に置いておくからしっかり食べてね。ps目覚まし時計の電池テレビのリモコンに使っているから動いてないわよ(*´▽`*))と書かれてあった。


「えっ」

俺はテレビをつけた


「8時15分になりました。続いてはこのコーナーです。」

テレビには、謎の裂け目について紹介していた

「昨晩各地に黒い裂け目のようなものが現れました。」

テレビに映っている裂け目は俺が夢で見たものと同じである

「へー 偶然ってあるんだな…………はっ、学校に急がないと」

俺は急いで家を出た


青い空 白い雲 赤信号

「うん、何かおかしかったな」

次の瞬間トラックが俺に迫ってきたトラックの運転手は携帯をいじっていてこちらに気づいていなかった


「あーーーーーーーーーーーーーーー」

俺は目をつぶった

ドーン

(俺は死んだのか、また夢みたいな場所に行くんだろうな)

しかし

「大丈夫ですか?」

どっかで聞いたことのある声だった。

俺は目を開けた

「よかった。生きてましたかー、」

俺の前にいたフードかぶった女性が言った

「そちらこそ大丈夫ですか?」

俺は不安そうに言った

「大丈夫ですよ。もともと体は丈夫なほうなんで」

彼女の後ろではトラックのほうが大破していた

「………は、ごめんね。今急いでいるんだ。」

俺は彼女にお礼を言い、学校に向かった

振り返ると彼女の姿はなかった。




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俺の異世界転生を邪魔する魔物たち @asagohan1977

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