一緒に逃げてくれて、ありがとう。

最近、学生さんの自殺のニュースや過労で自殺してしまうニュースなんかをよく見聞きします。
そのたびに、ニュースのコメンテーターやSNSで芸能人が様々なコメントを発信しますよね。
そのコメントは多種多様で称賛や共感を得ることもあれば、逆に非難を浴びることもあります。
でもそのコメントの殆どは社会的背景に目を向けた具体的な意見であったり、個人的感情に任せたものであったりします。

しかしこの作品では、逃げることを動物的本能と絡めて肯定してくれています。
簡単に言えば、生存本能大事。
「死にたい」を否定するのではなく、「生きたい」を肯定し、そのために一緒に全力で逃げてくれる、そんな作品でした。

辛いことがあったときは、これを思い出そうと思います。