あとがき

 会社名、アドレス、ドメインなど、作中に登場する固有名詞等は全て架空です。ソフトウェアなど、実在のソフト名を使う方がイメージがしやすいと判断されたものは、実際に存在する名称を使っている場面が出てきますが、これらは、実在するソフトとはなんら関係はありません。あくまでも、物語はすべてフィクションです。

 サーバーセキュリティーといっても、スコープは広いですが、内容的には、専門性ではなく、一般ユーザが必ず一度は遭遇するであろう事象を、一般ユーザにもわかりやすく書くことを意図しました。ですので専門家からは「それではだめだ」という指摘満載と思います。でも、あくまで読みやすいフィクションを意図している、ということでご容赦のほどを。逆に言えば、ここに書いてある通りにやることがセキュリティ対策になる、お墨付きではない、ということです。

 ICTの技術進歩のスピードはすさまじく速いので、本書の冒頭部分は、今の人には???と思います。さらに、10年以上の時間を、話の中では短い時間に一気に過ぎるように書かれています。ただ、歴史的経緯も決して無駄にはならない、という信念もあり、時間軸よりセキュリティの考えの流れ、をリズム読みで受け止めていただけることを期待しておこしました。


 なお、ITとICTは、特に使い分けてはいないのですが、基本はICT、でも、どうしても気持ちが悪いときはITと記載していますが、深い意味はありません。

 各章毎に独立したトピックで、短編集的な構成にしています。お楽しみいただければ幸いです。


「サイバー」も リアルも同じ コンセプト

   セキュリティーには 区別などなし

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ANALOG DAEMON 湊 竹和 @yes_we_can

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