夏になると、どこもかしこも怪談話を目にする、古い日本人形には髪が伸びるのが定説だったが、逆の発想が違ったホラーでした。女性的な発想なのが、読み手の男性には意表を突かれるかも。
ヘアサロンで読んだ週刊誌の内容に、立腹する主婦サヨ。それは都市伝説を扱ったものであったが、あまりにも読者をバカにした記事であった。ヘアサロンのオーナーで、幼馴染のミユキはサヨの愚痴を聞くわけだが、その様子は少し変であったがサヨは気づかなかった。今作の読みどころは、ずばりタイトルにあると思います。なぜ「?」がついているのか。意味に気づいたら、二度見したくなるでしょう。新たな都市伝説が、ここに誕生いたしました。
怖いんだか笑えるんだか不明な掌編。恐怖とギャグの味付けが濃すぎて、触れた瞬間、熱いんだか冷たいんだか分からないあの感覚!
まさしく逆転の発想。 これを「怖い」と思えばとても怖い。 しかし「怖くない」と思えば、ちょっとシュールかもしれない。 さて、貴方はこの日常に入り込んだ非日常に、どんな感想をもつのか? 是非、御一読ください。
「ひとりでに髪が長くなる人形」は有名な話。動くはずも、生きているはずもない、ただの人形の髪が人間のように伸びるんだから、そりゃあ、こわいです。じゃあ、ひとりでに短くなったら?こわくない?笑える?いえ……、"人間のように"短くなっているのなら、それはこわいです……。。。
なぜ髪が伸びなきゃいけないのか。人を怖がらせるため?ふんっ、勝手にいってなさいよ。あたしたちだってねぇ…って声が聞こえそうなお話です(笑)あ、でも、ちゃんと怖いですよ。油断すると夢に出そうですから。ぐるんって頭がこっちを……ごにょごにょ。