概要
死神は、綺麗な男の子なの。
死神の家系に生まれた少年・カナタは幼い頃から死神の仕事として、死期の近い人間を迎えに行っていた。そして、周りの人間の記憶を消して去っていく。人間の生死に興味も執着も持っていなかったが、ある日、また仕事として近付いた老人の孫娘、幸に出会う。幸は一度見たものは絶対に忘れることができない特殊能力を持っていた。人間の記憶に残ってはいけない死神・カナタと忘れることができない人間・幸の儚く切ないお話。
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