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  • 61.海風への応援コメント

    あぁ、よい感じだ。これっ、て観光で閉じないで固有名詞を詩句に織り込んだりできないかなぁ、と。あ、でも景を描いた詩集の頭か、尻に入ってたら良い詩な気もしますね

    作者からの返信

    具体的なものを出そうかと思ったんですが、どうしても長くなったので、とりあえずここで妥協しました。もっと良い書き方があると思うのでまだ考え中ですね。

  • 60.灰皿への応援コメント

    貞久感出てますなぁ。もっと時系列をシャッフルしてもいいんですかね。しかし、この書き方面白いんだけど一歩間違えればそれらしさで終わりそうでもある

    作者からの返信

    単純に時系列を入れ替えながら書けば貞久秀紀風になるかというとそうではなく、貞久の詩において時系列は混乱しているのではなく、むしろ物理的な時間意識(X軸の原点から次第に離れていくグラフ的、線的な時間意識)に混乱させられていた時間を、生きられた時間意識に正しく置き直していく、というしぐさなのだと思います。

    『具現』はそうした意識があるだろうと思いますから、ここを掴んでないと言われる通り“らしさ”で終わるでしょう。私のなかではパラレルな時系(タバコを吸ったか吸わなかったか)があって、これに対して適用できるだろうと踏んで書いた、という感じですね。表現と内容が私のこの詩が一致しているかは、確信しきれませんが、ある程度一致しているんじゃないか、と作者的には思っている、といったところですね。

  • は、メルヘンかよ

    が軸にあって印象的。ユーモアがあって楽しく読めました!

    作者からの返信

    空から水がどしどし降るってシュールだな、という着想自体は雨の日の高校の授業中でしたねぇ。作者的にはかなり印象がライトです。

  • 12.月夜への応援コメント

    恐怖するほどに美しい月のイメージは、真夜中にただひとり眼を覚まして自分だけがそれを観ていたら陥ってしまいそうですね。ほの青く柱が、という描写がいかにもだけど好きです。で、最後に他者が昨夜の月の話しをしていて現実とつながって終わる、美しい月の話。

    作者からの返信

    今読み直すと朔太郎風に「蒼白の病気の柱」にしたかった。

    山小屋でほんとうに怖かった。美しかった。アルコホル瓶の景色。

  • 37.顔への応援コメント

    散文詩というより物語のようで、彼の麗しい面立ちが見えるようです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。描写力ためしてみました!

  • 14.外出への応援コメント

    詩を朗読するとき私、という個が凄く邪魔に思えることがあります。一編の詩に没入するとき同じような気になります。この詩とは関係ないのかもしれない、けれど、そんなことを思いました。

    作者からの返信

    またしても例に出す「レモン哀歌」ですが、あの詩は適切に“わたし”が組み込まれていて、あのように自己が読者に提示されるのが望ましく思います。

    この詩においては、老人とその背後の景色のいわば無関係性と、詩を内面化/理解してしまうことで私の一部になってしまう。この場合、より悪い取り込みとして作中の“私”は感じているゆえに、老人と景色の無関係性に憧れを抱いている、そして私がガラスに映るとき私を媒介者として、無関係性という関係が老人と背景にできてしまう、ということを書きたかったのだったと思います、が正直うまく書けていません。

    私が邪魔になるというのはありますね。

    と、思ったけどその私って、作中の“私”のことなのか、朗読する私のことなのかと、ちょっと躊躇が起きています。

    私は朗読でうまく読めたと自負できたことが殆どありませんが、私をどこまで作品に埋没させ、作品の“声帯”になれたか、というところを考えたりはします。

  • 11.パリの空気への応援コメント

    巴里の憂鬱やパリの手記を読んでいたので、妙に引っかかりました。パリどころか海外に行ったことがないのでぼくの記憶の引き出しに繋がる紐は、ある意味自由で錯綜しています。デュシャン展、行きたかったなぁ。既製品であるから要らない感慨を削ぎ落として、何かを掴めそうだと思います。

    作者からの返信

    パリの空気――あの作品のレプリカはパリで作らないとできないのか、パリでないところで作ったレプリカは偽物になるんだろうか。そんなことを考えていました。

  • 7.後悔の軌跡への応援コメント

    連続する時の軌跡はわたしを常に押しやりながら、心は後へ後へとなびきますね。後悔が航海に繋がるのはわかっていながらそれにわざとらしさを感じさせないのは巧みですね。ミクロ、マクロに関わらず動き続ける。静かな語りの中でその動きを凄く感じました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    これ、後悔が前面に出すぎた感があります。地球の自転、公転、太陽系の移動、銀河系の移動を思えば、過去、現在、未来と地球上の同じ地点に立っても、宇宙座標上の同一地点は一度きりの通過点なんだな、というところから着想してて、そっちに目をもっていかせられなかったところが悔やむところです。

    まあでも? 後悔から航海の変換にひょっとすれば、それを少し覗かせられているのかな、というところですかね。

  • 19.フィクション語りへの応援コメント

    あ、なんか、凄い。
    なるほど、フィクション。
    読む、スクロールする私の中で。
    うん。うまい。

    作者からの返信

    ありがとうございます。なんか、見つけた! って感じで書き始めました。

    この子が読むかたの住む、どこかにいるような気配が与えられたら成功です!

    捉えようによってはほんのりこわい。

  • 15.音たつへの応援コメント

    おおっ。
    斬新ですね。

    作者からの返信

    一応の場面をイメージしながら書きました。ただ、伝える気はなしです笑

    ありがとうございます。時々、こんなふうに遊びます笑

  • 良いです!☆

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ちょっと不安ありな気がしてたのでコメントに励まされました笑

  • 「じくじく」というオノマトペが特に良かった。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    実感的に伝わってたら幸いです!

  • 11.パリの空気への応援コメント

    空気のタイムカプセルみたいで、面白いです。

    作者からの返信

    ああ、なるほど、たしかにタイムカプセルという印象はある気がします。

    デュシャンの作品は、多くが既製品を用いたもので、そこに芸術的感興がわきにくいのですが、この詩のモチーフになっているパリの空気は奥行きがあって好きなんですよね。

  • 7.後悔の軌跡への応援コメント

    私は今、人生を後悔しない、努力中ですが、難しいですね。すぐキレる(汗)

    作者からの返信

    後悔も善し悪しですね。

    昔は後悔でべつの時間軸への空想を創作の糧にしていました。

    私も以前にくらべ短気になった自分に困ってます。。。適切な反省と改善をしていきたい。

    コメントありがとうございました!

  • 6.植物の猥雑への応援コメント

    良い……もう詩集にして欲しい。
    この描き方、言葉の切り詰め方。詩だ。

    作者からの返信

    たぶん私の原動力は仕上がりに納得できないこと、書けば書いただけ力不足、至らなさを痛感することなんですよね。

    すると詩集の形になる手前で、無限にそれに接近しながらそうなることを自ら拒絶している気もしますw

    褒められるのは嬉しいです。ありがとうございます。

  • 3.洞窟への応援コメント

    これは沁みますね。洞窟、穴、トンネル、どうしたって闇がありそれが普通ですよね。詩を書くときこの深く暗い中を歩き回り、時折、外から入ってくる光りや物音、声、、、様々なものを見つめる。眼差しを投げかける以外は無力に思えても、書かずにいられない。でも暗い場所もあれば心に水脈や楽園もあるはずだ、と考えてしまいました。

    作者からの返信

    打つとこを打てば、他者の洞窟にも響く音もあると信じて、私はきょうもハンマーを持ちます。帆場さんの仰るように書かずにいられないということですね。

  • 3.洞窟への応援コメント

    湿原工房さんのこころは、鍾乳洞みたいに綺麗なんですね

    わたしはこの詩が一番ぐっときました

    作者からの返信

    鍾乳洞のなかには不穏なコウモリもいて有害ガスのよどみもあり、他者を拒絶する冠水地帯もまたあり、綺麗とばかりは言えないかもしれません。

    でも、それらも含めてまずは全肯定(あってもいい、あって不思議じゃない)したとき、初めてマップを人に提供して、探検隊や観光者を洞窟としての私に招くことができるのかもしれません。

    ぺちかさんにも誰にも鍾乳洞があって、それはきっと等しく綺麗なはずです。