イラストで見たい! 美しく幻想的な夜の海の世界

徐々に海に沈みゆく街。魚の鱗が街灯を反射し、アスファルトには藻が生え、散歩する少女の足元を魚が通りすぎていく。
その情景は幻想的で美しく、また作中で描写が大きく割かれている月の存在感もあって、油絵か何かで見たい!と思うような場面が山盛りでした。
実に美しい!
こういう綺麗な世界を思いつく感性に私は憧れます。
夜の海の街の世界で出会った少年少女。少女の世界はまた変わっていきそうです。
夏休みになって昼にも出歩けるようになる彼女の目には、昼の海の街はどんなふうに映るんだろう?
とても綺麗な作品です。