短い怪談掌編ではあるが、これを25話も
書く労力は相当なもの。しかも話の内容は
怪談だ。
読んで行くと、どうやら誰かから聞いた
ちょっとゾクっとする話を著者が上手い事
文章に落とし込んでいる。それだけ特殊な
環境や職業がらの話が多い。
それが、全部で25話。
なんと、百物語の1/4である。
この数字に何かの意味があるのかどうかは
分からないが、この作品の最大のポイント
それは臨場感と信憑性でもあろうか。
先ずは読んでみて、
是非とも感想を聞きたいのだ。25話だから
読む場合は然程の労力はないだろう。
この話の語り手は作者の知人という
事のようなのだが。
あなたには何が見えましたか?
あるじゃないですか。
どんなに忙しい朝でも「あー、サクッとホラー読めたらなー」って。やっぱり忙しい現代人って、ちょっとホラーが不足してると思うんです。そういう時にね、サクッと摂取出来るホラーがあったらいいのに、って。こう、朝食代わりにシリアルバーをかじるみたいなホラーはないかな?って。
それがこちらです。
忙しい現代人のために用意したものがこちらになります。
これがまた、なんていうか、塩梅がよくてですね。
読み始めはね、「いや、そんなに怖くないかな?」って思うんですよ。でも、あとからじわじわ来るんですよ。待てよ、なんかいまおかしいところなかったか?冷静に考えたらこれおかしくないか?心霊現象?それとも生きてる人間の仕業?この場合どっちが怖いんだ?いっそ霊であってくれよ!そういう話もあります。
タイトルに偽りなし。
1話1分で読めます。
忙しい現代人の皆さん、サクッとホラーを摂取して今日も頑張りましょう!