一晩で読了したけれど犯人がわかりません。

2018年、作家のもとに持ち込まれた日記帳。
2001年の連続殺人の被害者たちが遺したものだという。

高校に入って初めての夏休み。
少年少女はカラオケしたり、海に行ったり、
恋に悶々としたり、「冒険」にわくわくしたり。
キラキラした、最高の夏になる――はずだったのに。

福岡市内の出身なので(筑肥線に乗って海水浴に行く)、
あの辺かなぁと思いつつ、一晩で一気に読了。
未だに全く犯人がわかりませんが。
彼らの夏が奪われてしまったということ。
17年も時間が経ち、生きている者が取り残されてしまった、
ということが悲しくてなりません。

もう一回読みます。
みなさんもどうか、犯人を突きとめてください。

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