夢なんかじゃない。たしかに君はいた

ひょんなことから出会った二人。何気ない会話やお出掛けという日々が彩りを形成し、楽しい時間を過ごしていた。しかし、突然彼女は姿を消した……。

異世界とかファンタジー要素が入るとバトルやらラブコメやらとなりがちでしょうが、本作ではそういう事は一切なく、日常を描いています。所作一つ一つが鮮明にかつ丁寧に描かれているからでしょうか、読み進めているとその物語に吸い込まれるような感覚に陥りました。

夢のような時間。もしかしたら夢だったのかもしれない。けど、たしかに君はいた。きっと二人の出会いは奇跡だったに違いない。

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