登場人物紹介––この世界の魔法などについでかなりざっくりな説明


主人公



白峰雪十:17歳



国立新科学先進第一高等学校在籍


普段はグータラだが、深刻な状況では、真面目になる。高校では、女子生徒からの人気はかなり高いが本人は全く気付いていない。勉強はできるのだが、提出物や、授業の出席率が悪いので、成績は普通。

テストでは、真白がいつも、勝負を仕掛けてくるが、全教科95点以上で、ことごとく負かしている。

100点が大半だが、歴史や古文が苦手、でも学年上位。(テストを受けるときは)



第一ヒロイン


小鳥遊真白:17歳


容姿

長い黒髪で普段はポニーテイル。胸の大きさは中くらい。


国立新科学先進第一高等学校在籍


しっかり者で、誰にでも優しく接するが、怒ると怖い。雪十に恋愛感情を抱いており、毎朝雪十を起こしに行くのが日課。

高校では、成績優秀で運動神経抜群、雪十と同じクラスで、いつも雪十のお節介をやいている。

学校で一二を争う美少女。人気は多いが、雪十の事が好きだと、大半の人にばれているので、下心あって近づく男子は少ない。ちなみに、雪十を好きなことが気づかれていると、本人は気付いていない。



師匠


ロイカ=ミランダ


容姿

髪は肩にかかるくらいの長さで、作業の時や訓練などをするときは後ろでまとめている。胸の大きさは、上の中。はっきり言って巨乳と言っていい。


髪色、ライムグリーン


アルケニア王国南西部在住


賢者と呼ばれており、世界最年少で、A級魔導師の資格を取得。研究に没頭するために。人里離れた森の中に住んでいる。かなりの美女......美少女なのだが、今日日男性経験無し。町にもろくに出ないので、気になる人も無し。18と言われても、信じそうなくらい若いが、実年齢は28歳。


得意魔法など| 魔法、魔術全般





リオナ


容姿

身長が小さく、髪は肩甲骨までくらいの長さで普段は左のサイドテール。まな板


髪色、ミディスプリンググリーン


ある時、ロイカに命を助けられ、いまでは、ロイカの助手をしている。尚、両親や、精霊界の方には報告していない。いつも元気な性格で、人見知り。ロイカさんを【ロイカ】と、呼び捨てで呼んでいる。

最近は【賢者の涙】の制作に励んでいる。


【賢者の涙】

生命力と魔力を大きく回復するポーション。上級精霊の秘液を材料の一部に使い、仕上げには、上級精霊のみに行える保存魔法で、効力を保持する。

これを使った者は未だ雪十のみ。



《魔法》


呪文詠唱や、思念によって生み出される魔法。魔力の操作を覚えてから、一番最初に修練するとされるもの。


【階級】初級魔法、下級魔法、中級魔法、上級魔法、精霊魔法or妖精魔法or神聖魔法、英雄級魔法、

伝説級魔法、天変級魔法、神話級魔法、ここまでは既存の階級。

雪十の魔法を表すための独自追加『階級』。時空級魔法、次元級魔法、超越級魔法。

※超越級魔法ですら、雪十の力をニ割も出さずに行使できる。

 真白は、この時点で伝説級魔法と天変級魔法の間ぐらいまでの力がある。

 魔法の種類については本編で、風だの土だの空間だの硬化だのいろいろ。


《魔術》


魔術陣や贄、契約によって行使されるもの。強力な魔術を行使しようとするほど、贄や、契約の条件が重くなる。そして、魔術陣の大きさも大きくなる。


【魔術陣の強度について】


同じ大きさの魔術陣でも、魔力強度が違うことがある。より、濃く、練りこまれた強力な魔力を魔術陣に込めるほど強度は上がる。

 魔術の効力を高めるには、魔術陣に込める魔力の量を増大させる必要がある。

強力な魔力を多く魔術陣に込めれば、魔力強度が上がり攻撃魔術ならば、必然的に威力も上がる。しかし、競技などに使用する場合、威力の調整ができないと危険である。

 魔術陣に込める魔力の魔力練度や、量を調整することによって、魔力強度、攻撃魔術の威力や、補助魔術の効力を調整することができるようになる。

 この技術を会得してないものは、魔術競技に参加することはできない。


攻撃系の魔術において強度が低い魔術と強度が高い魔術が衝突した場合では、行使者の持つ適正や、魔力特性、魔術の属性にもよるが、ほとんどの場合は、弾け、無力化される。だが、極端な差があれば、強度が高い魔術が、打ち勝つ。

魔術の種類、によっては、少しの強度の差で、打ち勝てる。(これは、魔法にも適応される)

例を挙げると、強度100の火炎瓶と150の火炎瓶がまっすぐ進み、衝突した場合、150-100で、強度150の火炎瓶が打ち勝ち、目標に到達できることもある。しかし衝突の影響で、大きく外れることもある。


《魔導》


魔導とは、古の魔法で、通常の魔法とは発動方式が違う。魔法より威力、効力があり、行使時間は、魔法や魔術同様ピンキリであるが、大まかに分類すると、魔法より遅く、魔術より少し早い。

行使するには、望む魔法の呪文が書かれた触媒必要で、それは、石碑や木の板、動物の骨などにするされているものが多い。一つの魔法で、大体500字以上の呪文が書かれている。

詠唱中も大量の魔力を消費するため、初級魔導でも、行使出来るものは少ない。


魔導の中には、失われた秘術があると言われている。


【行使方法】触媒に書かれた呪文を魔力を込め続けながら唱える。


《刻印》


刻印とは、主に、魔導具を作成する時に行使することが多い。例外で言うと、何らかの付加効果を、生命体に行使する場合などである。これを【生体刻印】と言う。しかし、生体刻印の中には国律によって行使禁止されているものもある。


刻印の方式は二種類あり、

【機能式】は、刻印を刻んだものに魔力を流し込めば、刻印の効果が発動する。

【発動式】は、刻印を刻めば即時に刻印の効果が発動する。


刻印の行使には、【魔法刻印】と【魔術刻印】がある。

【魔法刻印】は、速やかに刻印を行使できるが、付加効果や刻印の強度に制限が掛かる。具体的には、行使した刻印の付加効果の性能が落ちたり、一度に行使できる付加の数が減ったり、開印されやすくなる。刻印の性能や付加数、強度は、刻印に込めた魔力に比例する。

【基本的な行使】は、対象に手を触れ、付加したい効果の呪文を唱える。魔法刻印を極めれば、対象に手を触れずとも、行使することが可能、しかし、通常よりも多くの魔力を使用しなければならない。

【魔術刻印】は魔法刻印よりも長く時間がかかるが、一度に行使出来る付加効果が多くなり、性能も補正される。さらに、魔力強度は、刻印に込めた魔力に加え、刻印を刻まれた生命体もしくは、物質の魔力によっても強化される。

【魔術刻印:基本的な行使】は、対象にかけたい付加効果を魔術陣で刻印し、その呪文を唱える。刻印の性能、付加数、強度などは、魔術陣に込めた魔力と、魔術陣を描いた対象の保持する魔力に影響する。魔術刻印を極めれば極めるほど、描く魔術陣は縮小でき、呪文を短縮しても効力は低下しにくくなる。


《破道》


破道とは、ロイカさんが編み出した体術で、身体のみの技、身体強化を合わせた技。そして、魔力と身体強化を合わせた技がある。対巨大魔獣のために編み出された。


【魔破】

瞬時に魔力を練り、それを瞬間的に放出する技


【瞬硬】

瞬時に魔力を練り、それを身体に纏い、攻撃、または防御に用いる。


【硬破衝】

魔破と瞬硬、身体強化の合わせ技。

瞬硬で打撃部を強化及び保護し、身体強化で、打撃の威力を高め、打撃したほんの一瞬遅らせ、零距離で、魔破を放つ。

第一撃の打撃で、魔力による防御や、物理的防御を破壊し、外部に大ダメージを与える。そして、第二撃で、零距離の魔破を放ち、対象の内部に絶大なダメージを与える。

 実質第二撃あるが、一撃目と二撃目は同時にしか見えないほどに、超高速。


盾を装備している敵の盾に【硬破衝】を放った場合、打撃で盾を貫通、瞬時魔破が放たれ、零距離ではないが、魔破により、ダメージを与えることができる。しかし、盾に【硬破衝】を放つより、盾を吹き飛ばしてから、身体に直接放った方が効果的。

 この技は、無力化より、絶命させることに特化している。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界暇人(びと)の能力適正 猫丸(にゃんまる) @_nyanmaru_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ