ホラーとなっていますがそれだけじゃない、いろんなものが短いお話の中に詰まっていて、電車の中で読んでいた私は涙ぐんでしまった
5分は長いようで短い。5分間で何ができるだろう。限られた時間で伝えるべきことは何か……。上手くまとまった5分でしたっ!る、る、る。となったら発車します。
作中の時間、わずか5分。文字数、たったの1200文字。だというのに、発想と、情報量と、物語の締めが圧巻。凄いとしか言いようのない、超短編です。
列車は誰も彼もを分け隔てなく目的地へ運ぶ。乗るということは列車の意思ではないのだ。そこに間違った意思があっても動き出した列車はもう止まらない。反故にするとすれば、それはつまり、それが出来る誰か…続きを読む
まず、なんてったってタイトルがいいですよね~♪『発車ベル。る、る、る』もうね、この語感のセンスだけで作者さんのセンスもわかっちゃう(と私は思い込んでいる)たった1200文字だけの「…続きを読む
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