コヨーテ

親の七光りで国際機関に再就職した調査官： 久我春輝。一匹狼の先輩に巻き込まれ、当初予定された内勤ではなく、地図にも掲載されない僻地へ現地調査に赴く事に—

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豪雪地帯の小さな王国オルカラドと、その隣の大国、ルシアン帝国—

彼らの因縁の戦いがまさに、表出しようとしている。

そこで言い伝えられる"キバの唄"と、奇妙な連続殺人事件—案内人ダニールとともに、春輝と先輩：富岡がたどり着く真相とは。

調査のなかで遭遇した謎の美少女、コヨーテ。

その恐ろしく強く、美しい彼女の存在が、彼らをこの国の大きな危機へと巻き込むことに。

小さな国で起こる大きな"うねり"に、二人は活路を見出すことができるのか。凸凹コンビの旅の顛末とは―