主人公の一族はあくまで作者様が設定した架空の存在。なのに無理なく正史に溶け込みまるで実在したのかと錯覚させてくれる。しかし読み物としての面白さ、分かりやすさは残してくれている。ありきたりな転生ものの未来知識を駆使する作品とは一味も二味も違う。格調高い作品です。歴史に興味がある方は是非一度は読んで頂きたい作品。
主人公たち、一人一人が格好良い。それぞれの価値観に殉じて生きる様は爽快の一言。お勧めです。
佐助家の設定が巧妙。歴史の人物考察も深い。面白い物語を読ませていただいた。
これらは魂が籠もってこそ意味が有り、繋がっていくもの。また男性中心の小説が多い中、数多の女性が登場し、重要な役割を果たす。これまでに無い視点での展開が堪能できた。名作です。
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