皇国の守護神・青の一族　～混族という蔑称で呼ばれる男から始まる伝説～

その世界の住人の命を貪り、蹂躙する欲求を持つ、魔族と呼ばれる謎の種族がいた。
ごく稀に、魔族と住民との間に生まれる命が存在する。
しかしその命を宿した者は「混族」と呼ばれ、誕生してすぐに殺される運命にある。
何の運命のいたずらか、「混族」のギュールス=ボールドはその運命を免れる。
しかし成長していくにつれ、過酷な境遇に囲まれながら成長していく。
彼を待ち受けているものは何か・・・・・・。

「それでも俺は、この世界の住人でいたい」