心理物のイヤミス。

 一言紹介文に困った作品。面白くなかったわけではない。小生の言葉だけでは、この作品の魅力を伝えきる自信がなかったからだ。
 どこをどう切り取っても、ネタバレになる危険性がある。
 掲示された習字。その字の上手さ。妬み。
 引き裂かれた紙が散らばった教室。一体誰が――?
 その真実と、読了後の展開に思いをはせると、タグの「イヤミス」の意味が浮かび上がってくる。

 是非、御一読ください。

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