狂気の隣人
@KARUMUN
手紙
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
貴女が愛しい
その髪の毛の一本までもが愛しく思えた
貴女と仲良くなりたくて色々な事をした
毎朝ポストに手紙を入れた
毎日貴女の家の前で帰りを待っていた
貴女の会社へ足を運んだみたり
時にはプレゼントも送った
貴女は言いましたよね
「もうやめてください」、と
でも僕にはわかります
貴女は優しいから
僕の時間を裂く事さえも
気にしてしまったのですね
あ、後もう一つ
突然引っ越すなんて酷いじゃないですか
必死に探したんですよ?
3日も離れ離れで寂しかったです
でも、やっと貴女を見つけた
これからも、ずっと一緒ですよ?
だって、僕は貴女が大好きですから
大好きです
愛しています
好きだ
大好きだ
好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ
狂おしいほどに
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ピーンポーン』
手紙を読み終わると同時に、
チャイムがなった
恐る恐る応じるとそこにはあの男がいた
「好きだよ」
狂気の隣人 @KARUMUN
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