初恋はハッカ飴の味

高校生になって、外見だけ背伸びした幼馴染のギャル子。

一本の傘に入って帰る雨の日は、まさに青春そのものですよね。

スースーする辛いハッカ飴の味はもう慣れてしまった――。
その言葉だけで二人の関係の濃さが表れている気がします。

そして、最後の柔らかな感触。
彼女が背伸びしたのも、もしかしたら主人公のおかげかもしれませんね。

素敵な物語をありがとうございました。


にぎた