異色なチート物

主題そのものは「クラス転移」に「主人公チート」と極ありふれたものですが、良くも悪くも主人公が「生きてる」と思わせる作品です。

復讐物ですので、復讐、ざまぁ、ぶれずに貫こうと邁進してくれますが、主人公が年相応よりも子供で直情的なのに、後先考えないチートの力で好き勝手できるからさあ大変。

賛否両論ある性格の主人公ですし、自分は主人公否定派。
割とこのまま無様なBADENDを迎える処をみれたらスカッとするよねと主人公に対してもざまぁを期待するありさまですが....好きです政宗くん。子供で無様で「生きてる」所が。

どいつもこいつも人物として血の通ってる、欠点だらけな子供が多いからこそ、どういう結末に行きついてくれるかを気にさせる異色な作品です。