20年前にアメリカを震撼させた、ある計画に隠された真実とは!?

ワシントン大学で発生した「いじめ問題」「盗難未遂事件」を解決した主人公高村香澄が、20年前にアメリカを騒がせたある計画を調査・真相を暴くというストーリーです。

前作「命の天秤」の特徴を上手に引き継いでおり、心理学をベースに丁寧な心理描写・リアリティのある表現力・海外ドラマのような作風などを堪能出来る作品だと思います^^
「完結編」のメインテーマとなっている計画については、私たちにとって身近な治療法の「不妊治療」が一つの鍵となります。身近であるがゆえにリアルで恐ろしく、私を含めた読者を独自の世界観へ引き込みます。
そして香澄たちが無事解決した、ワシントン大学の「いじめ問題」「盗難未遂事件」との関連性についてなど、読めば読むほど謎が深まるという気持ちになります!その謎についてはまだ公開されていないため、今後の更新を心待ちにしています^^

さらに計画を暴いていく中で、「アメリカ政府」「FBI」などの言葉も多く出てきます。アメリカが舞台となる海外ドラマや映画が好きな方であれば、楽しめること間違いなしです!

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