純情とか、男好きとか、勝手に他人が決めんなや!

色っぽい顔のせいで幼いころから男好きと勘違いされてきたユミ。
ホンマは清純派オクテ女子やのに!

とは言え、大学生になって、男友達も多く、向こうから来られたらそんなに断ることもなくなった彼女。
そんなある日、友達と飲んだ帰り、ちょっと家まで帰れそうにないと気づいた彼女は、近くに男友達がいないかと考え、ある男性の家に泊ることにします。

ガタイがいいけど大人しいその男性、十三は、リラッ〇マが大好きだったのです。


女性が男性の家にお泊りに行く、というと、大人の恋愛事情が書かれた話かと想像されると思いますが、リラッ〇マがとてもいい味を出していて、とてもほのぼのした可愛い話になっています。

可愛いだけではなく、ユミのトラウマ、ユミの怒りに、心がチクリとすることがありますが、そこがまた感情移入できるように書かれていて、ほのぼのシーンに来た時の、安心感がハンパありません。

私、リラッ〇マ大好きなので、タグにつられて読み始めましたが、リラッ〇マ好きじゃなくてもきっと、ほのぼのすること間違いなしだと思います。