ドロップスカイの1~10の部門 その1

 よっ。久々だな。

 オラだよ。スコティッシュホールドのネコさんだ。


 今回はドロップスカイのある開発チーム、研究チームについてざっくりと説明させてもらうぞ。


 物語の随所で何度かいろんなとこの部門名が出てきたが、あれが結局いくつあるのかっていうと全部で10だ。


1.『第一開発局 現代システム環境構築部』

 これは現代兵器なんかに搭載されてるシステムの根幹を作る所だ。

 無線通信とか、戦車の射撃に関わる演算処理を行うシステムだったり。

 早い話、ウィン○ウズとかマ○クだとかのOSだな。

 劇中では、ディックに携帯電話のテストもやらせてた。


2.『第二開発局 戦術兵器開発部』

3.『第三開発局 戦略兵器研究部』

 んで、第一開発局が構築したOSを土台に兵器を研究開発していくわけだな。

 第二開発局は銃火器や戦車を主に造ってる。


 第三開発局については開発というより研究がメインだ。

 何を研究してるかっていうと核兵器の代わりになる戦略兵器だ。

 実はこの世界、オラたちの世界にある様な核兵器が造れない状況にあるのさ。

 何故かベリリウムやらカルホルニウムやら原子炉の起動材となる物質が存在しない。化合物としては存在してるんだが、単体で取り出そうとすると何故か消えちまうんだ。

 で、そもそも核燃料であるウランも無い。

 核分裂ができなきゃ、核融合エネルギーを利用した水素爆弾も造れないってわけだ。

 え? 何を言ってるのかよくわからんだって?

 安心しろ、オラにもわからん。兵器とか武器とかネコにとっちゃどうでもいい話だしな。


 とにかく、この異世界ウォールガイヤには核兵器が存在してないから、何とかして生み出したいっていうのが第三開発局の目的なわけだ。


 実際、核兵器さえあれば、今頃魔人共といい勝負してただろうよ。

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『俺のチートって何?』解体新書(ネタバレ有り、ただしストーリーの根幹に関わるものは記載しません) カーマイン @209_28_44

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