悪くはない、だけど味が足りない

少なくとも45話まで読んで読みにくいとは思わなかったが、ただただ薄味すぎて霞を食べている感じがする。
今日はお昼ごはんに〇〇を食べて美味しかったです、だけしか書いていない夏休みの日記を読んでいる感じ。

良いところを挙げるならばチュートリアル妖精と別れたくないから11連を無視する、というのはとてもよくきゅんとした。

ただそこにたどり着くまでの描写が薄いし、戦闘はほぼオート戦闘だし、仲間は妙に好感度高いが個別イベントは起こらないので掘り下げが全くないし、たんたんとクエストをこなしていくだけでやりたいことが見えてこない主人公だしで描写の薄さが目立つ。

☆3しか出ない、という設定も結局高ランク相当の能力になっているので存在価値がなく、ただスペックでごり押ししていくだけのオート戦闘で活かせてない。

総評としては「描写設定の薄さがすべてを台無しにしている」です。