「よんよんまる」が何を意味するかは、音楽やってた人ならすぐわかるかも。というように、本作、とっても音楽です。クラシック音楽あるいはまつわる用語がこれでもかと出てきます。不勉強な私は半分くらいいしか…続きを読む
ピアノ界のプリンスこと大路詩音と、孤高の作曲家、大神響。白と黒、イメージも真反対のこの二人は、音楽の神の導きとしか思えない邂逅を果たし、そこから二人の「音楽」が始まります。 お互いが「自分に足り…続きを読む
作者の如月さんは天才です。人と人が出会うこと。この出会いの妙を嫌というほど鮮烈に描くのです。過去の偉人が使い古したボーイミーツガール(今回はボーイ!?)のモチーフが、こんなにも素晴らしく、鮮や…続きを読む
初レビューののち、読了まで楽しみに追ってしまいました。二人の天才ピアニスト(片方は作曲とトランペットも)が織りなす、音楽の世界。鍵盤ヴィルトゥオーゾのリストのような華麗な演奏で観客も読者も魅惑す…続きを読む
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