キミを心の刃で貫いた時、初めてキミの痛みが自分の痛みと知る。

恋愛には色々な形がありますね。僕は初恋以外は恋愛を経験していないので、興味津々で読ませて貰いました。僕もこんな恋愛を経験してみたいです。
筆者の前作「花はひとりでいきてゆく」の続編。義兄と義妹の織り成す人生模様が、義兄の視点で描かれている。
視点を変えて描かれているので、両作品の対比が素晴らしく、作品の深みが増している。そして、キャラクターそれぞれの考え方が、視点を変えることで、より鮮明になっている。
しっかりと読ませる味わい深い文章。

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