第2話

発光がおさまり目をあけると樹木がまばらにあるような林に自分はいた。


「ここが異世界なのか...」


ぼんりやりとそんなことを考えていたら胸の当たりが重いことに気づく。


「お!?胸がある!ムニュムニュ柔らけぇ...気持ちいぃそしておれの息子も無くなってるぜ!触ってみるか...あァん...ヤベェ変な声でしちまった」


自分の魔女っ子コスプレみたいな服装の確認や体の身体検査を色々やっているとあの白い空間で神からのメッセージを思い出しスキル一覧というものを出してみることにした


(えーとたしかにスキル一覧を表示するようなイメージをすればでる?というやつだったかなよし!スキル一覧表示!)


ブゥンと脳内に


*スキル一覧表*


パッシブスキル

恩恵・才能

『魔の恩恵』 『魔法の才能』『武の弊害』


アクティブスキル

技能・術

『魔力視』『精霊視』


ギフト


『アイテムボックス』


(おおっ!脳内に出てきた〜!う〜ん...ステータスプレートみたいにはでない)


そう思った瞬間自分の目の前に半透明のプレートが出てきた。


「思ったら出てくるもんなのねビックリするわ!そういえばアイテムボックスの中になにかプレゼンあるんだっけ?」


出現したステータスプレートみたなもののアイテムボックスをタッチしてみると所持アイテムなどが表示される


アイテムボックス


・メモの一枚

・初心者魔術指南書

・属性判断の水晶

・下着セット×5

・ホウキ


硬貨


金貨1

銀貨7

銅貨30


アイテムボックスの中身はこんな感じだった


「おお〜お金や下着もあるねぇ〜魔術の本じゃん!ん?メモ?」


アイテムボックスの中にメモというアイテムがあったので取り出してみることにした。


【神様です♪プレゼン見ていただきまし

たか?アイテムボックスの中には自分の属性を知ることが出来る水晶と魔術を覚えるための指南書、下着やお金を入れときました、魔女はホウキに魔力を込めればホウキが媒介になり浮遊移動ができます活用してください、お金は金貨が10000、銀貨が1000、銅貨が100です金貨の上には大金貨100000、白金貨1000000です、自分の属性はランダムなのでそこは自分の運を信じてください1種から全種どの属性かはあなた次第♪魔術に関しては指南書を見てね♪新しき人生に祝福を】


「なるほど神様も基本的なものは用意してくれたのねありがたいさっそく魔術というのが気になる俺にもついに魔術なるものが使えるとは楽しみだ( *´艸`)グフフよし!指南書を見てみるか」


大きめの樹木もたれかかるように座ったそしてアイテムボックスの中から初心者魔術指南書なるものを取り出した。


「これが指南書か...なんかとても薄いなもっと厚いのかと思ってたなこのくらいな感じなのね中身を見てるかな」


魔術を使うための基礎

魔術を使うにはまず自分の体内の魔力を感じるところから始めます体のなかに感じる熱いドロドロとした感じというものが魔力と言います感じることができたら魔力を体内で動かしたりてスキルの『魔力操作』というスキルの獲得を目指してくださいこのスキルが無いと魔術を発動する時に魔力を上手く操作できず魔術が発動しにくくなるということになりますスキルを獲得したら次のページへ


「なるほど魔力を感じるか、自分の種族は魔女だから案外行けるかもねスキル『魔の恩恵』とやらもあるしな体内の熱いドロドロが魔力だったっけかな?」


自分の身体にある熱くドロドロとした地球にいた時に感じたことが無い感覚をすぐに掴むことができたこれは魔女としての種族とスキル『魔の恩恵』の効果によるものだった。


「ぬぬこのドロドロして熱いのが魔力かな案外すぐに掴むことができたなこれを体内で操作する感じかドロドロが動く!?これを操作する感じかよし、うおおぉぉ!」


体のいたるところに魔力を集めたり分けたり色々やっていると頭の中で声が聞こえた。


〈スキル『魔力操作』を獲得しました。〉


「よし!スキルを獲得できだぞ、これで次を読むことができるさっそく見てみるとするか」


スキル魔力操作を獲得できたら次は属性の確認です、基本的な属性は全部で6種類です、火、水、風、土、光、闇、です、ですがこれだけが属性ではないのです水の属性を持つものであればそこから派生する属性が多くあるのです例えば氷属性や泥属性など水属性で別の要因をもつ属性に派生させることができます例え一属性のみでも色々な魔術を覚えることができます、属性の確認のためこれとセットの属性確認の水晶で魔力を込めてください魔力操作ができるならできますので属性を確認してください。


「ほうたしかにアイテムボックスにあったな...これが水晶か綺麗なものだなこれに魔力を込めればいいんだな、はっ!」


魔力を込めたら水晶が淡く光り青色と眩い光の2つが水晶には出ていた。


「おおこの色は多分水属性と光属性かな?神様も属性はランダムとか言ってたし2属性でラッキー?なのかねまぁ...全種とか凄そうだけどね、次のページに行ってみるかな」


属性の確認が終わったら次は魔術の発動のした方をお教えします、魔術は魔法言語による詠唱によりこの世にの理を操り魔力を代償にして発現させる術のことを言います詠唱はその現象を強くイメージできかつ3節クラスは必要なのです例えば〈原初の水よ、清らかな水となり、我が手に集え『ウォーター』〉と魔法言語を3節分の詠唱以上で発動することができますこれらの事が魔術発動における初心者魔術指南です魔術は無限の組み合わせがあり属性の派生もその人の才能や固有のものでも色々変わっていきますあとの他属性の魔術詠唱は次のページに書いてありますこの本書いてある詠唱呪文は標準なので詠唱呪文は人によりぜんぜん違います自分にあったのをおすすめしますこれ初心者魔術指南は終わりです。


「なるほど魔術は詠唱が必要なのね無詠唱とああるのかと思ってたけど、よーし!魔術を使ってみるか!ふーう...魔力を操作し〈原初の水よ、清らかな水となり、我が手に集え『ウォーター』」


手のひらから水が蛇口わひねるように出てきたその後頭の中で


〈スキル『水魔術』を獲得しました〉


「スゲェ〜手から水が!リアル魔術だちょっと飲んでみるか、ゴクゴクうまい!お!?スキルも獲得できたどんどん練習していくか」


その後も水魔術を中心とした呪文詠唱を色々試しホウキの訓練などをしながら太陽が真上に移動する頃には移動のことを考えていた。


「ここがどこか分からんが街に向けて行きますか...お願いですから街の方向合っていてください!」


魔術の練習とホウキによる低空飛行の練習をしながらをしながら林の中を1時間くらいを低空飛行のホウキで進んでいると前方に街道らしきものがありやっと道らしきところについたとこらだった


「ホウキで進んでたら案外早く道らしきところに出れたな、ホウキの操作はまだ低空飛行での操作で今のところは限界だからな人に会ったらどうするかな...あ!自分の名前どうしようかなウーン最近見てたアニメの魔女キャラミリスちゃんが好きだったからミリスにしようかないいねぇ〜あぁ...口調も女の子らしくしなきゃ、よし!頑張るぞ!」


その後もスキルの魔力視や精霊視などのスキルを試したり魔力操作の技術向上や魔術の練習やホウキの飛行操作などのことを行いながら街道を進んで行くと前方にこの異世界にきて初めての初めての生物にあった。


「前の方に動いてるのがいる!人かなぁ〜うん?この生き物はまさか」


異世界転生初の遭遇はテンプレでいう緑色の肌を持ち餓鬼を思わせる姿と棍棒をもつゴブリンそのものだった。


「ゴブリンじゃないか!!」





















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

魔女さんに転生する! @temtemworld

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ