妖怪たちの理想郷でつづられる“ほんわか百物語”

自称「妖怪スキー」です

それが高じて、妖怪小説も書かせていただいております

そんな私がおすすめする妖怪小説「あやかし温泉街 秋国」

まず、本作に登場する妖怪たちは、とても人間臭く、おどろおどろしいイメージとは無縁です

そして、女性主人公…花梨ちゃんも、とても朗らかで、妖怪たちと過ごす日々に順応し、自然に楽しんでいる姿に好感が持てました

舞台となる温泉郷も、昔懐かしい風景と多様なお店、そして常春ならぬ「常秋」という紅葉が舞い散る風雅な隠れ里

これだけのシチュエーションがそろえば、日本人の心にきゅんきゅんこないわけがありません!

たくさんの妖怪たちに見守られながら、今日も花梨ちゃんは一生懸命働きます

さぁ、皆さんも、その仕事ぶりを覗いてみませんか?

きっと、心も紅葉のように、ほっこり色づきますよ?

その他のおすすめレビュー

詩月 七夜さんの他のおすすめレビュー11