第6話
では、これから冒険が始まる。
「このクエストを受けたいんですが」
「はいー。わかりましたー」
随分疲れた声をしているようだ。これも塔が出現したせいなのかはわからない。急に出現した塔はこれからどうなるのか。では、討伐クエストに行くことにしよう。モンスターなどいなさそうだと思っていたが、森があるここからモンスターが出でくるのかと思う。魔法はどのくらい使えるのだろう。「ファイアー」炎の魔法のようだ。 mp 5あまり使わないようだ。どのくらいの威力だろうか、ゲームだったら初級魔法だし、そんなに威力はないと思うがどうなのだろう。森に入って木々が風でなびいている。
「ドドッドドッ」
なにかがこちらに近づいてきている。
「ハフーッハフーッガアア」
ベアウルフだ。戦うしかないが、さっき確認したファイアーで燃やせるだろうか。わからないが試してみるしかないが、他にも近くにいると思うし、
「ファイアーッ」
「ドォォーン」
威力は俺が思っていたより強いベアウルフは、倒れている。死んだのだろう。他にもいるはずだ。
「バンッバッゴロンッバン」
後ろから来た。4匹囲まれた。どうする。連続で打てるだろうか。やってみる。
「ファイアー、ファイアー」
「ドンッドガーーンバーン」
「フヒャーー」
倒したようだ。これで全部倒したようだ。戻るか。
「ガーー」
なんだこの叫び声は明らかにベアウルフの叫び声ではない。なんなんだ。かなり強いと思うが、ここの近くにいると思う。戦うか、逃げるか。どうする足が震えているでも今は戦ってみたい。行くか。この森を北に行けばいると思う。走るか。鳥たちの逃げて行く。いたっ。なんだ黒いドラゴンダークドラゴンか。わからないが、行くか。
「ファイアー」
「バーンッ」
当たった。効いていない。流石に無理があるか。
「ガァァーー」
くそ。どうする何も考えずに飛び込んだ。俺が悪いがまずなぜこんなところにダークドラゴンがいるのか。☆8の凶暴なモンスターのはずなのに。第一こんな初心者が勝てるはずがないのに、なんだ。身体が軽くなってきた。これがスキルか。スピードも上がっている。技の威力も上がっているのか。他には何か使えないのか。「メテオ」上級者魔法のはずなのに、mp 30とても使うな。俺のmpは35だから、一発だけか。一か八か使ってみるか。
「最強の魔法、敵を燃え尽きさせろ。最高で最強の火の魔法。メテオ」
「ヒュードドドッドバーン、バゴーン」
どうだ。倒れている。なんだか、身体に力が入らなくてなってきた。戻れるかわからないが、歩くか。
「バタンッ」
倒れてしまったらしい。
「バッここはどこだ」
「目が覚めましたか」
この子は誰だ。
「あなたは」
「はい。私は、レンと言います。あなたは」
「俺はレオって言うよ。よろしく」
ここは町なのか。
「レオは森で倒れていて、クラインって言う人が運んでできてくれたんですよ。」
「クラインさん。今どこにいるんですか。」
「わからない。どこかに行ってしまったから」
そいだったのか。迷惑をかけてしまった。そうだクエストの途中だったんだ。どうしよう。
「行かなければならない所がある。いてっ」
「まだ安静にしていないとダメです。寝ていてください。」
「はい」
寝るか。一日が立ち。身体は大丈夫か。動く。誰もいない。ギルド本部に行くか。戻ってきた。
「大丈夫でしたか」
「まあおかげ様で、報酬ってありますか」
「あったんですけど、時間が過ぎてしまい。」
まあそうだよな。
「ステータス更新お願いします。」
「あなたいったい何者なんですか。」
ステータスは、力 84 E、魔力 138 D、守備力 85 E、敏捷性 98E、 mp 43 E、運 Ⅱ。
魔法:ファイアー、メテオ スキル 魔力解放 :魔力を限界以上にまで達するほどの、力を出すことが出来る。
魔力が高い。何者って聞かれて異世界人なんていったら。危ないしな。
「あなた強すぎますよ。レベルは1ですけど、メテオってなんですか。メテオってなんで使えるんですか。魔力100オーバーはすごいですね」
「僕もびっくりです。」
帰るか。色々すごいことにになっているな。
冒険者として異世界召喚したんですが しゅー @syurito
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