よくよく考えなくても殺伐とした業務や、人間関係が描かれるのですが、不思議と厭世観は感じません。ブラックなユーモアでクスリとなったり、ハラハラしたり、これぞエッセイという感じの作品です。
悲壮感はないし、どちらかといえば楽しそう。けれど状況を理解すればブラックもブラックな労働環境に泣けてきます。多分楽しそうなのは、かりすさんの語り口のせい。精神的にも物理的にも死にそうで、多分目…続きを読む
収録されたエピソードから男勝りにならずにはいられない業種である事や、お仕事の多忙さ、壮絶さが伺えます。語り口から歴戦の猛者である事もにじみ出るのですが、落ち着いて読めるのはそのポジションに到達され…続きを読む
大変シュールで、現実の厳しさを感じさせられます。今話題の過労のあれになってしまいそうなやつです。 しかし、それ以上に、面白い。笑えてしまう。 極限状態の人間の行動は、なぜか面白い。理性を超え…続きを読む
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