癒しとワクワクはないです。視点の切り替えがシンプルながらわかりやすく、登場人物のキャラクター付けが明確ですごくいい。ただ、あら探しをするのなら、「飢え」の部分のカウンターパートにあたる「渇き」の影が少し薄い気がします。全体的に引き込まれる文章で、次々と頁をめくってしまいます。
グレーゾーンな世界のあれこれが描かれていますが、それらが中々に具体的に表現されていて面白かったです。他にはない独自性の高い小説だと思います。
無料で読めて良いクオリティの小説ではないです。良い作品は必ずお金を払って購入したい主義なので、書籍化されたら購入しようと思います。
舞台の台本を読んでいるような文体が特徴的だが、キャラクターの書き分けが明快で分かりやすい。ストーリーもぐいぐい読者を引き込むが、破綻がなく、安心して著者の世界に没入できる。 もっともっとこの人…続きを読む
キャラクター一人一人の価値観や考え方が分かりやすいので、とても読みやすい。登場人物が利害関係のみで結ばれてるところも、人間らしくて好きですね。ストーリーが一風変わったところもまた面白いので、今後…続きを読む
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