ベスター、ディレイニー、伊藤典夫
巧みな文章、そして文体のリズム、そしてAIと人間の友情。そのすべてがこの作品を傑作へと導いています。廃棄されるAI心と人間の心。いずれAIが発達したならば人間との間に友情が生まれるのでしょう。最…続きを読む
たとえば今手にしているスマホに、命はあるだろうか。使われるために生まれてきて、忠実に頑なに役目を果たして、そして。その先を思うときに私たちに特別な感情は湧かない。道具は道具として。持ち主の都…続きを読む
アポロ月面着陸を中継で見た年齢の私は、宇宙開発は華やかなもので、どんどか進むものだ、とばかり思っていた。が、最先端のものこそさっさと古臭くなるもので、劣化して使えなくなるんだよね。身の回りのもので…続きを読む
感動宇宙SFもの。地球を回り続ける巨大なデブリ、その視点で描かれているのがなんだか新鮮でとても面白かったです。視点故に、処分ミッションもどこか儚い感動ストーリーとして読める作品です。短編ならでは…続きを読む
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