第8話 (ちょっとマジメ過ぎ?)で、扇情過激に過ぎる表現で、せめて1でも、と思ってみたり、そしてそれで尚更ゼロの行進が続く羽目に陥ったり。

まだ、まるで読まれていないなら、読ませるテクニックと、作品の出来とは、まるで別物ですからね。1編でも、読んで頂きさえすれば、僕の作品の良さもわかってもらえるはずなんだ。とか、思っていられた。



1回でいいから、せめて1回でいいから、ちゃんと私を見て?

1回でいいから、せめて1回でいいから、ちゃんと私の声を聞いて?


本当に私のことを、何とも思っていない?

本当に私のことをなんとも思っていない?

本当に私のことを、これっぽっちも、何とも思っていない?


1回といわず、2回でも3回でも、

私を助けて、もう、助けてって、すがるわ。


どこまで行っても、ここにいる限り、

ゼロの恐怖は、この身を覆うように存在する。

どんなに、1回目が、みんなの共感を得て、(或いは、騙すようにしてでも、)目を通して頂いても、2回目で半減し、そのあと必ず、ゼロになるんだ、それで、1度ゼロになると、もう駄目だ。

僕の心が折れるんじゃない。

僕の(なけなしの)プライドが、折れるんじゃない。

そこを、地面にはいつくばってでも、『もう、やめろ』っていう暴風雨に耐えられたとしても、駄目なのだ。


結局、ゼロになったものは、復活望むべくもないのだ。

右肩下がりの棒グラフは、次のことを知らせてくれる。


1、を読んでもらいはした。

読んでもらったうえで、

2、は読まないよ、と

突きつけられているんだ。


2、を読んでもらいはした。

読んでもらったうえで、

3、は読まないよ、と

それ以降ももう、読まないよ、と

喉元にナイフ、

突きつけられているんだ。


まだ、まるで読まれていないなら、

読ませるテクニックと、作品の出来とは、まるで別物ですからね。

1編でも、読んで頂きさえすれば、

僕の作品の良さもわかってもらえるはずなんだ。

とか、思っていられた。

でも、読んで頂いて、その結果、

ああ、(やっぱり、クソつまんね、時間の無駄だった。オレの時間返せ、てか、こんなくっだらねーもん、ここに投稿するんじゃねーよ。)とか、思われて、回数が増えれば増えるほど、ゼロに近づきすぐにゼロになり、そして、ゼロから1への遠さに震えが止まらない。

当然、広い世界を見渡せば、コンスタントに読まれている作品もあるのは事実なので、僕は、自分が面白くない作品しか書けないって、思い知らされるしか、ないんだ。

で、扇情過激に過ぎる表現で、せめて1でも、と思ってみたり、そしてそれで尚更ゼロの行進が続く羽目に陥ったり。

でも、なぜ、それなら、こんな嫌な目に合うのに、投稿を続けてしまうのかな?

おそらく、読んで頂いた時の喜びを、もはや心を超えた、身体の奥の部分で、感じたときの快感(?)を、それを細胞単位で忘れられなくなってしまっていて、エンドレス投稿を続けてしまうんだろうな?

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ちょっと待って、全然わからない。なにを書いても、ひとりにも読んでもらえないって、どういうこと。 ここは、大都会の孤独の万華鏡? 弓月 翼 @011684

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