この現実世界で、凡庸な偽りの神は慟哭する。

なりゆきで神になってしまった平凡な男。
と言うと、シュールなコメディがまず浮かびますが、それをとことん現実世界だけで描いているのが斬新。
神を続けなければならない主人公の悲しみと苦悩が丁寧に書かれていて、胸に迫ります。

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