チョコレート同盟

馬田ふらい

チョコレート同盟

 深夜11時59分。明日は2月14日。

 布団に身体を投げ出した。気持ちは沈んでいた。


 その日は世間ではバレンタインデーと呼ばれ、日本では女性が主に男性にチョコレートを渡す習慣がある。その種類も、意中の相手へのものは本命チョコ、会社の同僚とか部活仲間とかに渡すのは義理チョコ、恋愛感情はないが親しい関係の人に渡すのは友チョコ、などと対象とする相手との関係によって分類されており、人間関係が複雑多様になった今日においてはさらに新しいチョコの形が生まれている。

 その複雑化するチョコの中でも、僕と彼女の間にあったのはかなり異質なものだ。それのことを、僕たちは『同盟チョコ』と呼んでいた。


『チョコレート同盟』。そんなヘンテコな関係が始まったのも、もう随分昔のことだ。


 ことは、中学一年の時、つまり四年前になるが、休み時間にある少女が席で呆けていた僕に話しかけてきたことから始まった。

「ねえ、石田千尋くん、だよね。」

「ひぇ、は、はいっ!?」

 ヒョイ、と突如目の前に現れた女子に、失礼なことだが酷く動揺してしまった。僕は突然の事態が苦手なのだ。あまり馴染みのないその女子は、白くなった僕の顔をまじまじと眺めるとニコリと微笑んだ。

「ごめんごめん、驚かせちゃった?私は小野寺夏って言うの。」

 彼女は僕のパーソナルスペースから抜けると、一つ前の席にある椅子に跨るように腰掛けてこちらに向いた。

「ところでだけど、君ってバレンタインチョコ、貰ったことある?」

「……」

 時季を考えると不自然な質問ではなかったが、僕は返事に窮した。答えは明白で、それがいささか不名誉なものだと感じたからだ。

「ふぅん。ないんだ。」

「ちょっと。ないとは一言も言ってない。」

「じゃあ、あるの?」

「いや、それは……。」

「ほら、やっぱり。」

 口ごもり、赤面する僕に対して、小野寺はふふふ、と口元を隠して小さく笑った。

「いやぁ、君は顔色がコロコロ変わって面白いね。それで、ここからが本題なんだけど、いいかな。」

 彼女は椅子の背もたれを僕の机に接岸して、鼻の先が引っ付きそうなくらい顔を近づけて、小声で言う。

「石田くん、私と取引しない?」

 至近距離にある大きな瞳には、僕の魂を吸い寄せんばかりの輝きがあった。僕は、間近に迫る小野寺にどぎまぎしながら尋ねた。

「と、取引?」

「そう、取引。簡単なことだよ。毎年バレンタインデーの日、私は君にチョコレートを渡してあげる。それも手作りの、ね?」

「へ、へぇ。でも、僕は別に君のチョコレートなんて欲してないぞ。」

「強がっちゃって。」

「そんなことは。」

 ない、とは言えない。実際、かなり強がっていたし。

「まあいいや。バレンタイン当日、君に渡しに行くから、本当に要らないなら拒否してね。」

「……」

 僕が何も言えずにいると、小野寺は「それで、問題はホワイトデーのことなんだけど。」と続けた。

「石田くん、確か渡良瀬くんと仲良かったよね。」

 普通の質問である。だが、心なしか彼女の顔は赤らんで見える。その様子を見て、僕は察した。

 なぜ彼女が、こんな冴えない人間に話しかけてきたのか。

 なぜバレンタインチョコを自ら申し出てきたのか。


 渡良瀬大紀は幼稚園時代からの付き合いで、僕が一番話しやすい人物である。外人のように顔の彫りが深く、黙っているときはかっこいいし、笑っているときもそれはそれで可愛らしい。勉学においてもスポーツにおいても万能。しかも真面目な性格の渡良瀬は、少し口が悪い点を除けば非の打ち所がない人間だった。そのため、当然女子からの人気も高かった。


「石田くん、私、ホワイトデーのお返しは渡良瀬くんの写真がいいんだよね。それでも、いいかな。」

 少女は小悪魔的に微笑する。しかしそんな彼女の媚態も、今さっき冷めてしまった僕の官能にはほとんど作用しなかった。

「そういうことなら。」

 僕は最初とは打って変わって冷静な態度で返事をした。

 かくして、僕と小野寺との間で契約が成立した。


 小野寺は手を差し伸べる。僕はそれを弱々しく掴んで、握手をする。

「私は、この関係を『チョコレート同盟』と呼ぶね。つまり、今から私たちは『盟友』だよ。」

 チャイムが鳴り、教室を出る彼女のポニーテールが忙しなくなびく。僕が、生まれて初めて女の子を握った手で二、三度むすんでひらいてを繰り返すと、胸の底からため息がこぼれた。


 その年の2月14日、靴箱を開けると、目一杯広げた手のひらよりも大きい、薄い直方体の箱が金色の大きいリボンなどの仰々しい装飾を身に纏って僕の上履きの上に鎮座ましましている。そこに現れた幻想を一目見ると、僕はそっと扉を閉じた。そして小さく呻きながらその場にうずくまった。

「うぉおおおおおお!」

 バレンタインチョコ貰うのって、こんなに恥ずかしいことなのか!

 今、多分顔赤い。今、多分表情キモい。キモいとまではいかなくても、到底人様に披露できる顔ではないのは確かだ。こんな姿、見られたら死んでしまう。慚死ざんししてしまう。早く、どこかへ隠れないと。

 僕はしゃがんだままの格好で、足を擦って物陰へと移動を試みる。

「……何やってんだ、千尋。」

「ぎゃああああっ!誰っ!?」

 突然後ろから話しかけられ、パニックになる。見られた見られた見られた見られた!さらに頭が熱くなる。

「落ち着けよ、俺だよ俺。」

 そこにいたのは親友の渡良瀬だった。よかった、知らない人じゃなくて。ひとまず安堵した僕は膝の震えを隠しつつ立ち上がった。

「なぁんだ、大紀かよ。ビックリさせんなよ。」

「変なカッコしてるお前を見たヤツの方が驚くと思うけどな。だって、しゃがんだ人間がズリズリ蠢いてんだぜ。」

「それはその……色々事情があったんだよ!そうだ、そんなことよりさ、今日ってバレンタインデーだろう。大紀はチョコ、何個ぐらいもらった?」

「まだ靴箱開けてないから、なんとも言えないな。」

 そう言って、渡良瀬は直立不動の僕の目の前で靴箱を開く。するとカサカサと音を立てるビニールだか紙袋だかがまるで雪崩のように外へ飛び出てきた。渡良瀬はため息をつく。

「どんだけ押し込むんだよ、全く。ここまでくると、人間の浅ましさが垣間見えるよな。」

「さすが、大紀様らしいお言葉で。ハハハ、僕もそんなセリフが言ってみたいよ。」

 渡良瀬は鞄からレジ袋を取り出すと、チョコの山をそこに一つ一つしまっていった。最後の一個を袋に入れると、ようやく靴を履き替えた。憎たらしいことを言いつつも、こういうところで、やっぱり彼は生真面目なのだ。

 ……だから、小野寺も惚れたのだろうか。

 そう考えると、僕の靴箱の装飾的なチョコレートが妙に冷めた物に感じて、浮かれていたのが馬鹿らしくなって。

「おい、千尋。早よ教室に上がろうぜ。」

「あ、先行ってて。ちょっと用事があるから。」

「そうか。じゃ、また後で。」

 去って行く渡良瀬の背中が十分小さくなると、僕は再度靴箱を開けて、中身を少し覗いた。大きいハート形のチョコがピンクの包装に包まれていて、そこには何かと区別するためかマジックペンで『同盟チョコ』と書かれていた。僕はその片割れの宛先を想像し、そして先のチョコの山を注視しなかったことを後悔した。

 ハートの形のくせして、家の部屋で一人かじった『同盟チョコ』は、思いのほか苦味が強かったのを覚えている。


 その後、僕はホワイトデーの日に約束通り渡良瀬の写真を渡した。といっても、彼がソロで写っている写真はなかったから、僕とのツーショットになってしまうのだけど。本当は彼にも話を通すべきなのだとは思いつつも、そうすると近いうちにいよいよ僕の立場が喪失するような気がして、結局彼には不義理なことをしてしまった。

 ともかく、それから僕と小野寺が毎年チョコレートと写真を交換するようになると、何かしら僕が小野寺と『盟友』として会話する機会が増え、同盟を結ぶ流れで交換した電話番号も思いのほか活躍した。

 僕が黙秘した関係で、肝心の小野寺と渡良瀬の間に接点が生まれなかったことには多少罪悪感があったのだが。


 毎年ハート型のチョコを貰う内に、それに伴って時々電話ごしにどうでもいい会話をする内に、僕は次第に小野寺に惹かれていった。いや、本当は最初から——つまり、あの日の邂逅から彼女に好意を抱いていたのだろう。

 そうすると、さらに諦念と嫉妬がないまぜになった感情が膨れて、渡良瀬にこの件を話すことができなくなった。

 そうとは知らず小野寺は僕に渡良瀬の写真を毎年期待している。彼女はきっとその先の進展をも夢見ているだろう、と想像すると、僕はしばしば突発的な情緒不安定に陥った。


 この歪な関係は高校生になっても続いた。幸か不幸か、僕も渡良瀬も小野寺も同じ高校に進学したからだ。とはいえ、才ある渡良瀬は部活にバイトに勉強に、今まで以上に輝かしい存在となり、それに伴って僕とともに過ごす時間も減っていった。小野寺も年を経るごとに可愛いから美しいにダイナミックに転換する。それでは、僕はと言えば、やはり昔と変わらず冴えないままで、つまらない日常を過ごしていた。


 しかし、ついこの間、事態は一変した。

 一昨日、渡良瀬が後輩と付き合い始めたのだ。その話を聞いた僕は最初、彼への祝福と自分勝手な安堵の念を覚えた。恥ずかしながら、正直なところ後者の感情の方が大きかった。

 ところが昨日の晩、小野寺から電話がかかってきた。

「もう、『同盟』はやめにしよ。お願い。」

 裁判の判決のごとく、電話口から発せられた同盟解消宣言。小野寺は謝罪こそすれど、理由は話さなかった。言いたいことは山ほどあったはずなのに、僕は電話が切れるまで黙っていた。強い理性の力によって、黙っていることを余儀なくされた。身もふたもないことを言えば、返事が怖かったからなのだけど。


 深夜0時ちょうど。今日は2月14日。

 依然、僕の気持ちは沈んでいた。


 いつもに増して寝覚めの悪い朝を乗り越えて学校に行く。足取りは重い。

 靴箱を開ける。毎年この日に僕の上履きを押しつぶし靴箱に君臨する『同盟チョコ』はない。

 何を落胆しているんだ。いつもと何一つ変わらない日常じゃないか。僕は必死に自分に言い聞かせる。

 それでも一時間、二時間と時が流れるうち、無意識のうちに昨晩の無念を蒸し返してしまい、それに伴って僕の心の中では、暴れたくなるような、噛み付きたくなるような、言葉にしがたい激情が、情動が、渦を巻いて落ち着かないのだ。


 帰り際、とうとう何もできなかった、と一階に下ったとき、下駄箱で彼女を目撃した。すると突然、燻っていた火の玉が四年積もった想いも巻き込んで爆発した。

「あああああのさ、夏!」

「ひぇっ、は、はいっ!?」

 全くもって衝動的に発せられた言葉は、毎晩布団を被って密かに練習していた彼女の下の名前であった。屈んで小扉を開こうとしていたらしい彼女は、名前が呼ばれると酷く動揺した様子で僕に背を向け、手を前においてピンと伸びる。

「ちょっと、話いいかな。」

「だだだ大丈夫でございまするよ、千尋くん!?」

 僕はプルプル震える小野寺に構わず、彼女の背後に迫る。

「夏の本心を教えてほしいんだ。君は……」

「やっぱタンマ、タンマ!」

 焦ったように小野寺は言う。こんなに慌てふためく彼女も珍しい。

「タンマって何?」

「いや、だって、考える時間とか、心の準備とか、こういうことをするなら、やっぱりそういうのって必要じゃない?」

「だから君はただ正直に答えてくれればいいんだって。」

「そうは言ってもぉ……。」

 彼女は小さくブツブツ唱えると、手を後ろに組み替えてこちらに振り向いた。

「いいよ、私、覚悟できたから。なんでも言って。」

「じゃあ聞くぞ。君は……。」

 彼女は目をぎゅっと瞑る。そして唾を飲み込んだのか、頭が一瞬揺れたのが見えた。僕は飾らず真っ直ぐに聞く。

「君は、同盟関係を解消したんだよね?」

「……えっ?」

 小野寺は潰れたまぶたを緩めると、目をパチクリさせた。動揺しているのだろう。無理もない。

「大丈夫、僕だって人の心がわからないヤツじゃない。こんな話を君にするのもちょっと心苦しいというか、無神経だとは思うんだけど、でも君からはっきりとそう言葉にしてもらわないと、僕も心の整理ができないんだよ。」

「あの、千尋くん?ちょっと待って。落ち着いて。」

「自分勝手なこと言ってるのも重々承知だ。でもどうしてもこれは譲れないんだ。僕の恋が完遂できっこない。だったらせめて、君の手で終止符を」

「あー、もう!」

 僕の言葉を遮って、小野寺は背後に隠していたものを取り出し包装紙を剥がすと、

「これが、私の、その……答えよ!」

 と頬を紅潮させつつ急接近し、僕の口にそれを挿し込んだ。

「むぐっ!」

 まだ言葉を継ごうとしていた舌はその機能を失って、代わりに突如口の中に侵入した物体を舐めた。それは、上下面はつるりと真っ平らで、側面は丸みを帯びている。最初は固いが、唾液に触れた部分から柔らかくなり、溶ろけた液体は味覚に到達した。チョコレートだ。しかし予想に反してとても甘い。

「……手、疲れるから、さっさと取ってよ。」

 小野寺は上気した顔で見上げて言った。慌てて彼女のチョコを両手で支えた。彼女はふふふ、と笑う。


「私だって、ずっと前から言いたかったことがあったの。もうこの際だから、包み隠さず、本心から、全部話すね。」

 すぅ、はぁ、と彼女は深呼吸をする。もう、声をかけたときとは違って、いつもの平静さを取り戻したかのように見えた。

「千尋くん、多分勘違いしてると思うんだけど、私の好きな人は渡良瀬くんじゃないんだよ。」

 あっけらかんと言ってのける小野寺。一瞬、何を言っているのかわからなかった。

「……本当に?」

「本当だよ。ていうか、渡良瀬くんが誰かとくっ付いたの、初耳だよ!おめでたい!」

「じゃあ、なんで同盟が無くなったんだ?ホワイトデーのお返しは?あれ?」

 まさか僕は四年の間、ずっと勘違いで思い悩んでいたのか?そんなバカな!僕の頭は処理不能に陥り、ぷしゅー、と白い煙が上がる。本能的にブドウ糖を求め、ついさっき欠けたハート形のチョコレートをまた一口、齧る。

 あはは、と小野寺は後頭部をさする。

「ごめん、ごめん。混乱させたかな?ええと、なんで私がホワイトデーに渡良瀬くんの写真を頼んだか、だよね。あれ、実は渡良瀬くんじゃなくて、千尋くんの写真が欲しかったんだ。」

「え、僕の?」

「うん。君には、最初からそのつもりで声かけたんだよ。でも直接そんなことを頼めるほど勇気がなくて。君と渡良瀬くんが幼なじみだって聞いていたから、君の持っている『渡良瀬くんの写真』には君も写ってるはずだと思ったの。事実、中三まではわずかにでも君の姿が入り込んでいたから、もしかしたら私の真意に気づいてるんじゃないか、って期待してた節もあったりして。心情的には期待っていうよりは安逸に近かったかも。だけど去年の写真に千尋くんはいなかった。やっぱり、気持ちは届いていなかった。そうでしょ?」

 僕は黙って頷いた。

「そのとき、私はやっと気づいたの。このままじゃ、『同盟』関係に甘えているようじゃダメなんだ、って。毎年その……片方は渡しそびれてたし。だから、私は変わろうとしたの。別に君が嫌だったからじゃない。自分自身の問題だったのよ。……もうここまで暴露しちゃったし、言うね。」

 先を語るにつれて小野寺の顔はますます紅くなっていく。鏡がないからわからないが、多分僕も人のことは言えないと思う。まともに彼女の顔を見れないし、耳が熱くて痛い。ジリジリとその場の温度が上がっていく。小野寺が口を開く。

「私は、石田千尋くんのことが、その、すすす好きです!」

「ははははい、ぼ、僕も小野寺夏のことが、好きです!」

 次の瞬間、言葉の意味を理解した二人は、身体中真っ赤になって、向かい合って、ぼわん、と爆発し、学校の屋根を全部突き抜けて、大きなキノコ雲が空に上がる。手にまだ握りしめたままの甘い、甘いチョコレートは今にどろどろになろうとしていた。


 僕たちは下駄箱であの後さらに三十分近く意識不明の状態だったらしい。授業が終わってすぐ玄関に来たはずなのに夕日はもう沈み、帰り道を歩く僕らを照らすのは微かに明らむ三日月と街灯だった。僕は隣で自転車を押す小野寺を覗き見る。街灯の陰に隠れてよく表情は見えなかった。

「あの、小野寺さん。本当に僕でいいの?」

「あー、呼び方戻ってる。夏、って呼んでよ。さっきみたいに。」

 だってやっぱり慣れないんだもの。慣れていかないといけないのだろうけど。

「ななな夏、それで本当に……。」

「君でいい、じゃなくて、君がいいの。千尋くんこそ、私で大丈夫?」

「もちろん。四年間、夏のことを考えて過ごしてきたもの。」

 小恥ずかしいことを言い交わして歩く。両脇に等間隔で並べられた街灯の中をくぐると、二人の顔はどちらも明滅し、顔が見えたり見えなかったりを繰り返す。

「ねぇ、千尋くん。」

 小野寺は光の中で立ち止まった。僕も彼女の少し前で停止する。

「もう半歩来て。顔が明るく見えるところにさ。君から私が丸見えで、私からは君が見えないなんて、そんなの不公平じゃない。」

「それもそうだね。」

 僕は言われた通りの位置に、すなわち小野寺の隣へと移動する。すると、彼女は手を差し伸べてきた。

 僕はそれを力強く掴んで、もう絶対離さない。

「今日から、私たちは『恋人』だよ。ね?」

 降り注ぐ光の中で、ニコリと柔らかに微笑みあった。

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チョコレート同盟 馬田ふらい @marghery

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