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ご無沙汰です/『チョコレート同盟』とバレンタインデー(遅刻)

お久しぶりです。雨天荒です。
申し訳ありません。最近は「カク」活動を停止させていました。いや、正確には停止させていたというよりは書けなくなっていた、というのが正しいですね。一例をあげると、この間、筒井康隆氏の「残像に口紅を」を読んだとき、メタフィクションを書きてぇ!と燃え上がったのですが、いざ取りかかるとやたら難しく、挫折しました。こんな感じで、ちょっと書いては挫折し、を繰り返していたので結果的に停止していたのです。
「ヨム」活動はしてましたよ。自主企画の小説を拝読させてもらい、良いと思ったものにはレビューを書かせていただきました。

話変わって。
バレンタインデーのために書いていた小説『チョコレート同盟』が今日完成しました。あらやだ当日は二週間前じゃない、なんて小さいことは気にしないでください。先述した通り、これも挫折しかけた作品だったのですよ。
バレンタインデー、というテーマで結構王道な甘々ストーリーを目指しました。これでやっとバッドエンド症候群が治ったかな。

ところで、この小説では『同盟チョコ』という変わったものが登場しますが、僕がもらったことがあるのは義理チョコと配給チョコです。

配給チョコってなんだよ、ということなんですが、僕の高校ではバレンタインデーの日、誰のためでもなくチョコレートを作ってきた人たちが教室の机の上に次々とお手製の生チョコやチョコクッキー並べ、「皆さんご自由にどうぞ。」と朝のチャイムがなるまでの間バイキング形式が出来上がります。そこで配られるチョコを僕は「配給チョコ」と呼んでいます。

平等主義が持ち上げられている左近においては、配給チョコ制は対象を指定しない点とサービスの享受権が万人に開かれている点でバレンタインチョコによる差別を根本的になくすものなので、非モテの僕的にはぜひ全国に広まるべきだと思いますね。

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