第9話

「弱者に従って行くよりも、強者に引っ張ってもらいたい・・・。大衆とはそのように怠惰で無責任な存在である。」

 By アドルフ・ヒトラー


 はい。今回はヒトラーさんです。嫌でも人生の中で一度は、その名を見るお方ですね。


 ただ最近びっくりしたのは、ヒトラーのユダヤ人虐殺は否定されていたりするみたいです。

 まあそれでもユダヤ人自体を差別していたのは変わらないようですが。でも当時はヨーロッパそのものが、そういう風潮があったとか無かったとか。

 じゃあ歴史の教科書に書いてる、あの解説はなんなんだと疑問に思うんですが・・・。触れない方がいいんでしょうね。



 雑談その2。ネットで調べてたら、ヒトラー砲なるものを見てびっくりしました。いやマジで。


 だって一瞬、ヒトラーが大きな大砲の中に弾として込められる所を想像したっていうか・・・・。


 ちなみにヒトラー砲とは・・・・世界最大級の列車砲。口径80cm、全高11.6m、総重1350t。で、7tもの砲弾を約37kg先まで発射できる色々と規格外の列車砲。

 またの名を巨砲、とも言える。もしくは色々残念な武器、とも言えます。


 というのも、大き過ぎるために5400人の兵と操縦者が必要。

 巨大過ぎる為、長距離の場合はいったん分解して運ばなくてはいけない。

 更に、列車砲なので整地をしてレールの建設、組み立てをしなければならない(この時点で数週間)⇦長距離の場合に必要な分解を除いて。

 更に更に、砲弾を込めるのにも時間が必要な為、1時間に3・4発程度しか撃てず。砲身を左右に振れない、100発撃ったら交換しなければいけない。砲弾は専用の貨物列車が必要・・・。(ニコニコ大百科より)


 などなど、ちょこちょこ端折ってはいますが・・・。難点が色々デカすぎません?


 ロマンを詰めこみ過ぎた代償なんですかね。

 ミリタリーに詳しくない菅原ですら分かる、実戦にあまり使えそうにない武器です。


 実際、よく使われていたわけではないですし。(たまーに活躍は一応していたらしい)まぁ第二次世界大戦で連合軍に接収されるのを恐れ、最終的にはドイツ軍自らの手で破壊されてますが。

 ただ、夢は詰め込まれてる素晴らしい(トンデモ)武器だとはと思いますけど・・・。



 っと、がっつり名言から話がずれていますね。


 話を戻して・・・・、この名言はかなり、痛い真実を突いていると思います。


 そもそも『大衆は怠惰で無責任』って何となく、逆の立場の人はそうじゃないって言ってるようにも聞こえます。


 実際そういう政治のお偉いさんって、全体的にストレスが多い傾向にあったりします。(あくまで傾向です)

けど、それは仕方のない事なんでしょうけどね。国を導くと同時に、国の責任を担う立場である事を考えたら・・・。


ワイロ?今ここでは考えないようにしましょう。はい。


確かにそういう人達は国の責任を負う存在だし、責任を負う事自体を否定するつもりはありませんが。


『大衆は怠惰で無責任』

確かに一理ありますが(国の政治のアレコレをお偉いさんに投げてるって意味で)。というか、ぐぅの根が出ないくらいに一理あるんですが。

というより、本来はこれを伝えたいんでしょう。


ですが少し、ここからは菅原の強引な解釈を書いてみます。


けど、決して上の立場のお偉いさんだけでなく、国民にだってそれなりの責任はあります。

今風に言うなら主に選挙とか、選挙とか。

ただ周りがそう言ってるから、その人に投票しよー。

で、後から文句を言うのではなく。せめて考えてから、投票するのも大切なのではないでしょうか。



要は強者にも責任があるように、引っ張ってもらってる側にも責任がある。

そこんとこを忘れてはいけないのかなーと。


随分と強引な解釈だとは思うんですが、ふと頭に思い浮かんだので書いてみました。

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