殺されたくて
殺されたくて
私は貴女に殺されたくてたまらない
愛しい貴女に絞め殺されるなら
どれだけ幸せだろう
この上なく素敵な思いつきだと思わないか?
貴女は笑うだろうか
それとも泣くだろうか
笑って欲しい
泣いて欲しい
この私を殺して
無上の喜びに顔を歪ませて笑い
そして絶望に打ち拉がれて泣き叫んで欲しい
私の骸を揺さぶって
死顔に口づけをして欲しい
どこまでも深く
私を愛して
貴女の手によって
私は殺されたいのだ!
詩集「狂気と猟奇の幻」 武市真広 @MiyazawaMahiro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます