第8話 真相と夢の舞台
『ずっとつけてますよね。
気づいてますよ。野田先輩。』
そう後ろからつけていたのは野田先輩だった
『なぜ分かった?』
電話しているのを聞きました。
僕を篠田先輩と同じ目にするんでしょ?
『そうだよ。いっつも篠田は俺の事をバカ
にしただからそういう目にあったんだ
あいつに好かれてるお前も同じ目に
合わせてやる。』
違いますよ。
『たとえ馬鹿にされようと同じ球児です
そんな事はいけません。』
。。。
『分かった。行ってこい。瑠偉の所へ』
はい!
そういって野田先輩と別れ瑠偉の元へ駆けた
『おい。瑠偉。勝負に勝ったんだから
全てを教えろ。』
分かった。
『全てはお前は俺よりも上だった。
レギュラーも取られた。そんなお前を
許せなかった。だから周りから順に
潰していった。』
蛭田は今海外にいる。
篠田の事は父が野田に電話して
やらせた。
そして甲子園に行きたかった。
でもお前が甲子園に行く。
いつもそうだよ。
もういい。
『甲子園で頑張ってこい!裕太!』
おう。言われなくても頑張るさ。
帰ってきたらまた話そうな。
『おう!』
そう別れていよいよ甲子園だ!
夢のマウンドにやっと上がれる。
『よっしゃ甲子園だぜ!勝つぞ!』
おう!!
『整列』
ビシッ。ビシッ。
両チーム整列してグラウンドに散った。
夢のマウンド。誰にも荒らされていない。
目を閉じてみる。
お客さんの声がいつもより騒がしい。
応援団の声や楽器の音が大きい
後ろからの声も張りきっている。
やっぱり甲子園は凄い!!
リラックス出来ている。
記念すべき甲子園第一球いきます!!
野田先輩がいなくなって捕手は吉田。
吉田のサインはアウトローにストレート
さあ行くぞ!!
振りかぶってビュッ
グォォォォォォォォォォォ
パァァァァン
『ストライーク!』
こうして甲子園が始まった。
そして決勝まで進んだ。
そして死闘を繰り広げた。
スタンドでは
『俺、幾徳に行くわ。』
マジかよw
だって格好いいじゃん!
そんな言葉が聞こえてくる。
そして裕太は3年連続優勝をし。
プロの世界へ進んでいった。
完
たった一つのマウンド @Riakizu
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