切なくて、痛くて、それでいて届いて欲しいやり切れない思い。主人公のこれから生きる道と紡ぐ物語に必ず涙するでしょう。
どんなに愛していても、どんなに生きようとも必ず別れはやってくる。
そんな気持ちが文章から伝わるのは、きっと作者様が主人公や物語と向き合ってこそかと感じました。
大人と言えば大人向けの物語ですが、人生を歩めば歩むほど、不思議な奇跡は稀に起きるもの。
愛した妻へ届けたい思い。
託したい感情や沢山の色がこの物語に詰まっています。
手紙。
それは未来に託していける羽であり、心そのものだ。
生きることは、凄く素敵なことで。
また死んでしまっても、人が人を繋ぎ止め、必ず歩む道を作り出す。
一歩ずつ、頑張ってほしい。
そんな応援したくなる作品でした!
ああ、この主人公の気持ちがわかる気がする……
人間ってのは辛いことがあっても、悲しいことがあっても生きていかなければいけない。そうすることできっといいことがあるし、その想いを誰かにつなげていかなければならない。これをよく噛みしめてる。前にある漫画で見た「人生はもっと長いものだよ」という言葉を表しているぜ……
しんみりとしたレビューを失礼しました。
この作品はとても不思議な作品、というのが第一印象です。何というんでしょうか、人が生きる世界にある悲しみも、小さな喜びも書かれている。リアルな世界が書かれている、独特の空気が出ているというんでしょうか……?すいません。私なんかではちょっと言葉としては出てこない感じです。この雰囲気、是非とも皆さんにも味わってほしいです。